トップ セキュリティ情報 2018年度 【注意喚起】Adobe Flash Playerの脆弱性に関する早期警戒情報(APSB18-31)

【注意喚起】Adobe Flash Playerの脆弱性に関する早期警戒情報(APSB18-31)

2018年9月14日 南大沢 日野 荒川

Adobe Flash Playerの脆弱性についての注意喚起です。

※ Adobe Flash Player はブラウザ上で動画等を表示するソフトウェアのひとつです。

【ご対応】
利用している方は手順に従い、最新版にアップデートしてください。
ご自身のPCがインストールしているかどうか、またそれが
最新版かどうか確認する方法は以下のURL(adobeのページ)でご確認ください。
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■ FlashPlayerのバージョン確認・最新バージョンへのアップデート
 https://helpx.adobe.com/jp/flash-player.html

対象となる製品とバージョンは以下のとおりです。

- Adobe Flash Player Desktop Runtime (30.0.0.154) およびそれ以前
   (Windows, macOS および Linux)
- Adobe Flash Player for Google Chrome (30.0.0.154) およびそれ以前
   (Windows, macOS, Linux および Chrome OS)
- Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11
   (30.0.0.154) およびそれ以前
   (Windows 10 および Windows 8.1)

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●概要
・アドビシステムズ社の Adobe Flash Playerに関する脆弱性情報が公開されました。
・アドビシステムズ社では適用優先度を、3段階中真ん中「2」に設定されており、
 30日以内の適用が推奨されています。

●脅威
・この脆弱性を悪用された場合、リモートの攻撃によって、情報を窃取される可能性があります。

●対処方法
・Adobe Flash Playerがシステム上必須ではない場合は「無効化」することをお勧めします。
 ブラウザ以外にもMicrosoft Office のように、Adobe Flash Playerを使用するソフトウエアが
 あります。ご注意ください。

・また、システム上必須である場合は早急に最新版へのアップデートを実施して下さい。
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【修正プログラム適用後のバージョン】
- Adobe Flash Player Desktop Runtime (31.0.0.108)
  (Windows, macOS および Linux)
 - Adobe Flash Player for Google Chrome (31.0.0.108)
  (Windows, macOS, Linux および Chrome OS)
 - Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11
  (31.0.0.108)
(Windows 10 および Windows 8.1)

マイクロソフト社からは、Windows Update などで最新の Adobe Flash Playerが
更新プログラムとして提供されます。

また、御利用のパソコンのOS、ブラウザについても、セキュリティパッチは
常に最新のものにしていただけますようお願いいたします。