トップ セキュリティ情報 2018年度 【早期警戒】Adobe Acrobat,Reader(APSB18-29)及びFlash Player(APSB18-25)の脆弱性に関する注意喚起

【早期警戒】Adobe Acrobat,Reader(APSB18-29)及びFlash Player(APSB18-25)の脆弱性に関する注意喚起

2018年8月16日 南大沢 日野 荒川

以下、2件の注意喚起です。
 ・Adobe Acrobat,Readerの脆弱性について(APSB18-29)
 ・Adobe Flash Player の脆弱性について(APSB18-25)
  ※ Adobe Flash Player はブラウザ上で動画等を表示するソフトウェアのひとつです。

利用している場合は、最新版へのアップデート等の対応をしてください。
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●Adobe Acrobat,Reader●
◇対応方法
 最新版へのアップデートをしてください。
 Adobe Reader および Acrobat の起動後、メニューより "ヘルプ (H)"
 の次に "アップデートの有無をチェック (U)" をクリックすることで実施できます。
 メニューからの更新が不可能な場合は、以下のURLから 最新の Adobe Reader
 および Acrobat をダウンロードしてください。詳細はアドビの情報をご確認ください。

◇対象となる製品とバージョンは以下のとおりです。
  - Adobe Acrobat Reader DC Continuous (2018.011.20055) およびそれ以前
  - Adobe Acrobat Reader 2017 Classic 2017 (2017.011.30096) およびそれ以前
  - Adobe Acrobat Reader DC Classic 2015 (2015.006.30434) およびそれ以前
  - Adobe Acrobat DC Continuous (2018.011.20055) およびそれ以前
  - Adobe Acrobat 2017 Classic 2017 (2017.011.30096) およびそれ以前
  - Adobe Acrobat DC Classic 2015 (2015.006.30434) およびそれ以前

●Adobe Flash Player●
◇対応方法
 利用している方は手順に従い、最新版にアップデートしてください。
 ご自身のPCがインストールしているかどうか、またそれが
 最新版かどうか確認する方法は以下のURL(adobeのページ)でご確認ください。
 システム上必須ではない場合は無効化することをお勧めします。
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■ FlashPlayerのバージョン確認及びダウンロード
 https://helpx.adobe.com/jp/flash-player.html 
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◇対象となる製品とバージョンは以下のとおりです。
  - Adobe Flash Player Desktop Runtime (30.0.0.134) およびそれ以前
   (Windows, macOS および Linux)
  - Adobe Flash Player for Google Chrome (30.0.0.134) およびそれ以前
   (Windows, macOS, Linux および Chrome OS)
  - Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11
   (30.0.0.134) およびそれ以前
   (Windows 10 および Windows 8.1)

●概要
・アドビシステムズ社のAdobe Acrobat,Reader及びAdobe Flash Playerをウェブを閲覧したり、
 PDFを開くことで利用者の意図しない任意のコードが実行される可能性があります。

●脅威
 脆弱性を悪用したコンテンツをユーザが開いた場合、リモートからの攻撃によって、
 任意のコードが実行されたり、情報を窃取されたりする可能性があります。