大田モノ・まちBOOK 2012 
〜第1回おおたオープンファクトリー成果報告〜 2012.08発行
 

オープンファクトリーのしかけをすべて解説します!

 
大田クリエイティブタウン研究会(当時・モノづくり観光研究会)では、大田観光協会と組んで、2012年2月4日の一日限定で、モノづくりのまちの地域ぐるみで工場一斉に公開し、見学や加工体験ができるイベント「おおたオープンファクトリー」を開催しました。
実施後、「誰がどのように関わっているのか」「どのような仕掛けで実現に至っているのか?」「工場の人たちからはどのように受け止められたのか」などの問い合わせがありました。これらを総括し、第1回おおたオープンファクトリーの全貌をまとめたのが、「モノまちBOOK2012〜第1回おおたオープンファクトリー成果報告書〜」です。オープンファクトリーの企画立案に関する方法、技術を解説しています。区内他地域や日本中の工業まちで、次のオープンファクトリーを実施する際の基礎資料となることをめざしました! 
 
詳しくは、報告書をご覧下さい。下記からダウンロードできます。
 
この「おおたオープンファクトリー」は、2011年にまとめた調査提案報告書「モノまちBOOK2011〜クリエイティブタウン大田をめざして〜」で示した11の戦略のうち、「モノづくりの裾野の拡大〜モノづくりへ近づく機会をつくる〜」ことをめざした「モノづくり観光」の一つの方法として実現させたものです。単なる工場見学だけではなく、多様な工場の公開、解説の形、モノヅクリのコンテンツを集約した「モノづくりたまご」や、「モノ・ワザコレクション」等の多様なプログラムを展開した結果、多くの皆様から高い評価をいただくことができました。ぜひその中身をご高覧下さい。
大田モノ・まちBOOK 2011 
〜クリエイティブタウン大田をめざして〜 2011.11発行
 

モノづくりとまちづくりを統合的に考えた製造業のまちの将来像

 
2011年11月にまとめた「大田モノ・まちBOOK2011」は、2009〜2011の3年間の調査や、おおた工業フェアなどで行ってきた活動をまとめるとともに、モノづくりとまちづくりが両輪となった大田のまちの将来像・総合戦略(ビジョン)として描いた「クリエイティブタウン大田構想」を提案しています。
私たち、モノづくり観光研究会は、東京都大田区をフィールドとしながら、モノづくりのまちのめざすべき将来像を考えています。そこで、これまで産業的側面からのみ調査されてきた工場に対して、技術だけでなく工場という建物、工場経営者の人柄、工場のあるまちの空間など総合的な視点から工場訪問調査、工場町調査を進めてきました。そこからの知見を得て描いたのが「クリエイティブタウン大田構想」です。この構想は、モノづくりとまちづくりが両輪となった大田のまちの将来像・総合戦略として構想したものです。次の3つの視点が重要だと考えて取り組んでいます。
  • 新たな創造産業を育成すること:「創造産業プラットフォーム」
  • モノづくりの裾野を広げること:「モノづくり観光」
  • モノづくりを支えるまちを創造空間として再生すること:「モノづくり生活」
 
詳しくは、報告書をご覧下さい。下記からダウンロードできます。

川原研(大学院)で研究を希望する方へ

  • 受験前に必ず相談しに来てください。(ビデオ会議も可能です)。
  • 観光に関わる簡単な研究計画書をEメールで送付ください。
  • 大学院の合格前に、研究生として受け入れることはしていません(学科方針)。
  • 受験の詳細は観光科学域HPをご覧下さい。夏試験(8月)、冬試験(2月)があります。