クリエイティブタウン大田

 

モノづくりのまち大田の将来像、総合戦略

 

2011年11月にまとめた「大田モノ・まちBOOK2011」は、2009〜2011の3年間の調査や、おおた工業フェアなどで行ってきた活動をまとめるとともに、モノづくりとまちづくりが両輪となった大田のまちの将来像・総合戦略(ビジョン)として描いた「クリエイティブタウン大田構想」を提案しています。 
 
私たち、モノづくり観光研究会は、東京都大田区をフィールドとしながら、モノづくりのまちのめざすべき将来像を考えています。そこで、これまで産業的側面からのみ調査されてきた工場に対して、技術だけでなく工場という建物、工場経営者の人柄、工場のあるまちの空間など総合的な視点から工場訪問調査、工場町調査を進めてきました。そこからの知見を得て描いたのが「クリエイティブタウン大田構想」です。この構想は、モノづくりとまちづくりが両輪となった大田のまちの将来像・総合戦略として構想したものです。次の3つの視点が重要だと考えて取り組んでいます。

  • 新たな創造産業を育成すること:「創造産業プラットフォーム」
  • モノづくりの裾野を広げること:「モノづくり観光」
  • モノづくりを支えるまちを創造空間として再生すること:「モノづくり生活」
 

「クリエイティブタウン デザインセンター準備室」を立ちあげます!

 
大学と大田観光協会を中心とする大田クリエイティブタウン研究会が構想してきたことを、大田区役所や事業者など連携してより本格的に進めるために、クリエイティブタウンデザインセンター準備室を立ちあげあることにしました。

本組織では、産業振興、観光推進、都市計画の垣根を越え、大田エリアにおけるものづくりのある街づくりに取り組むとともに、クリエイティブタウンデザインセンター(仮称)の設置を目指します。

上記の目的を達成するために主に次のような事業を行っていきます。
 

  1. クリエイティブタウンデザインセンター(仮称)設置準備の為の勉強会の開催。
  2. 大田オープンファクトリーの企画運営やその補助。
  3. 空き工場を活用した体験交流拠点、クリエイティブタウンラボ多摩川(くりらぼ多摩川)の企画運営やその補助。

 
大田クリエイティブタウン研究会のさらなる活性化と実践にご期待ください!!

川原研(大学院)で研究を希望する方へ

  • 受験前に必ず相談しに来てください。(ビデオ会議も可能です)。
  • 観光に関わる簡単な研究計画書をEメールで送付ください。
  • 大学院の合格前に、研究生として受け入れることはしていません(学科方針)。
  • 受験の詳細は観光科学域HPをご覧下さい。夏試験(8月)、冬試験(2月)があります。