vtk(vtu)形式particleファイルのparaviewでの可視化方法

流動結果のvtkファイルと異なり,particleのvtkファイルの可視化は直感的ではないため,ここで簡単に説明する.まずファイルを開くからparticleのファイルを読み込み「apply」をクリックすると以下のような状態になる.

次に,このデータからGlyphデータを作成する.

このGlyphのPropertiesを左下のウインドウで変更していく.具体的には以下の通りである.

次の図に赤枠で示した「apply」と「reset」を押すと,設定や表示範囲が調整されて表示される.

このままではよくわからないため,下に地形を表示させて粒子の色を黄色(coloring edit)に変更すると以下のようになる.

またアスペクト比が小さい水域では立体感が表現されないので,地形はtransformingの鉛直方向のscale(左から3番目)を1からより大きな数値(例えば10,10倍ということ)へ変更する.Glyphも同様にtransformingを同じ鉛直方向倍率で拡大(10倍)するが,このままであると球も鉛直方向だけに10倍されてしまうため(縦長の楕円体になってしまう),Glyphのtransformingを鉛直方向倍率を空間の倍率を打ち消すように縮小(0.1倍)して球に戻す.水域のデータを同じように重ねて,マウスのドラッグでカメラの角度を変更すると以下のように可視化できる.