化学特論Z(分子の理論と計算)

2011年度

考え中、、、考え中、、、


2010年度
今年度は Density Functional Theory の教科書を輪読に近い形式で読み進め
ようと思います。以下の教科書を使います。
  「A Chemsit's Guide to Density Functional Theory
   W. Koch and M. C. Holthausen、Wiley-VCH、第2版、
電子状態理論を専門としない化学者向けの教科書ですが、1章〜6章は理論
パートであり、ひとりで読むと挫折しそうな本を皆で読み進めましょう。
本講義の前半7回で、一人が講師になって1章程度を分担して、説明します。
教官の役割は、説明の間違いを指摘したり、重要な点を補足したりする程度に
留めます

1回目 4/14 0章. Introduction
2回目 4/21 1章. Elementary Quantum Chemistry
3回目 4/28 1,2章. 1章とElectron Density and Hole Functions(途中まで)
4回目 5/12 2章. Electron Density and Hole Functions(続き)
5回目 5/19 3章. The Electron Density as the Basic Variable 
6回目 5/21 4章. The Hohenberg-Kohn Theorems 
7回目 6/02 5章. The Kohn-Sham Approach 
8回目以降: 未定 

具体的には、
1回目は波田がイントロ部分を講義します。2〜7回目は、2〜3人がグループに
なって1回1章のペースで講義を担当してもらいます。英語の逐語訳をベースにし
て、解説や導出を加えながら1時間強にまとまるように工夫した講義をしてください。
緊張感を保つために、逐語訳は順番に出席者が行い、担当者が解説する、という
形式でも構いません。但し、担当者は全文を翻訳・解説ができるように予習してお
いてください。
教科書の後半には具体的な計算の解説が載っていますので、興味のあるひとは
購入しましょう。








2007年度
1日目 4/12 NMR化学シフトの理論的解釈
2日目 4/19 NMRの式の導出
3日目 4/26 Hartree-Fock方程式の導出
4日目 5/10 MP2法
5日目 5/17 CI, CCSD法(予定)
6日目 5/24 分子軌道計算の実際(予定)
7日目 5/31 これ以降の担当は橋本先生です。

レポート課題は1日目の資料の途中にある。これは1日目と2日目のレポート
課題である。恐らく、講義日程の最終段階で、もう1題の課題を出す予定。
3日目の資料の課題は解かなくてよい。




2006年度
4/13 Hartree-Fock以前 
4/19 Hartree-Fock方程式 
4/27 基底関数展開 
5/11 MP2法
5/18 CI法とCCSD法
5/26 6回目
6/01 7回目
6/08 以降は橋本先生のご担当です。


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