量子化学 II (2012年度:水曜日3限)

授業概要
 化学結合・化学反応・光励起といった化学現象や分子構造・スペクトロスコピー
といった分子物性は、その分子の電子状態と密接に関連している。本講義では多
電子分子の電子状態を計算する方法の基礎について述べ、電子状態が分子物性や
化学反応性とどのように関連するのかを解説する。概ね以下の順序で講義を進める。
(1)分子軌道法の基礎理論
(2)種々の近似的方法
(3)化学反応の理論
テキスト:特に無し
参考書 :マッカ−リ・サイモン 物理化学(上)分子論的アプローチ
関連科目:量子化学T
成績評価:講義中(1回目)に説明する。



10/03 0章、1章 量子化学Tの復習 & 分子軌道法@ 
10/10 2章 半経験的方法、 分子軌道係数A
10/17 3章 ヒュッケル分子軌道法B
10/24 休講(出張のため)
10/31 休講(学祭のため)
11/07 3章C<補>ヒュッケル分子軌道法の続き(11/07改定)C レポート解答
11/14 4章 非経験的 (ab-initio) 分子軌道法(基底関数、仮想軌道)D
11/21 5章 2次摂動法E レポート解答
11/28 休講(出張のため)
12/05 6章 MP2法F(01/08修正)
12/12 7章 変分法G
12/19 8章 配置間相互作用法H(12/24、12/26、12/27修正)
12/26 9章 電子状態に由来する分子物性(12/27修正)I 付録
01/09 10章 相対論的補正J
01/09       6−9章レポート解答
01/16 11章 密度汎関数理論(DFT)K
01/23 12章 密度汎関数理論2(DFT)(続き)L
01/30 試験M (1号館 301室) 試験問題、 解答
02/02 試験結果
02/06 休講(出張のため)


 追試験
3月27日(水)13:00−14:30、8号館300号室に集合。
追試験の対象者で受験を希望する者は 3月12日(火)迄に
hada@tmu.ac.jp へメールで受験する意思を申し出ること(期日厳守)。
メール本文に自分の名前を書くこと(特に携帯からメールを出す人は自分の名前を書かない傾向がある:誰なのか解らない!)。
事前の連絡をせずに突然に来た者は受験できない。
また、受験希望者が0人の場合は追試験は実施しない。
追試験の結果
全ての連絡はHPで行うと宣言したハズなので、掲示はしません。


Huckel法計算プログラムのDownLoad(Win版)
(2006/Oct/30 update)
Huckel法計算プログラムのDownLoad(Mac OS-X版)
Huckel法計算プログラムのソースコード(FORTRAN)の表示(2006/Oct/30 update)
Huckel法計算プログラムの説明(Win版にて、Mac版でもほぼ同じ)(2006/Oct/30 update)



昨年の資料(昨年の資料はあくまでも参考です)

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