量子化学 II (2011年度:水曜日3限)

授業概要
 化学結合・化学反応・光励起といった化学現象や分子構造・スペクトロスコピー
といった分子物性は、その分子の電子状態と密接に関連している。本講義では多
電子分子の電子状態を計算する方法の基礎について述べ、電子状態が分子物性や
化学反応性とどのように関連するのかを解説する。概ね以下の順序で講義を進める。
(1)分子のSchrodinger方程式     (2)分子軌道法の基礎理論
(3)種々の近似的方法         (4)化学反応の理論
(5)電子スペクトルの理論       (6)磁場と電子状態
(7)相対論の導入
テキスト:特に無し
参考書 :マッカ−リ・サイモン 物理化学(上)分子論的アプローチ
関連科目:量子化学T
成績評価:



10/05 休講
10/12 0章 分子軌道法の復習から 
10/19 1章 摂動法 (修正 2011/10/18) 
10/26 2章 MP2 (修正 2011/11/17) 
11/02 大学祭準備日につき休講
11/09 3章 変分法 (追加 2011/11/17)
11/16 4章 CI法
11/23 勤労感謝の日
11/30 5章 密度汎関数法
12/07 5章 密度汎関数法の続き
12/14 休講
12/21 6章 ヒュッケル法
12/28 6章 ヒュッケル法の続き
01/11 7章 フロンティア分子軌道理論
01/18 8章 分子軌道の形、軌道エネルギー、軌道相関図
01/25 9章 Walshの軌道相関図など + 補足 
02/01 前章の補、 10章
02/08 試験問題、 略解答(設問3の(4)の解答は間違っている。出張先なので修正不可、悪しからず)
02/10 試験結果とレポート課題 ←レポート試験の結果を追記した




Huckel法計算プログラムのDownLoad(Win版)(2006/Oct/30 update)
Huckel法計算プログラムのDownLoad(Mac OS-X版)
Huckel法計算プログラムのソースコード(FORTRAN)の表示(2006/Oct/30 update)
Huckel法計算プログラムの説明(Win版にて)(2006/Oct/30 update)



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