量子化学 I (2010年度:水曜日8:50-)
授業概要
化学現象のほとんどが電子の振る舞いを知ることによって理解される。
電子の挙動などミクロな世界を記述するには量子論の概念と方法が必要と
なる。量子論を主たる基礎理論として量子化学と呼ばれる領域が形成され
ている。本講義では、量子化学を習得するための基礎として、量子力学の
基本原理の導入から原子の電子状態を導出するまでの過程を講義する。
参考書:マッカ−リ・サイモン 物理化学(上)分子論的アプローチ
関連科目:特に無し
成績評価:期末に行う試験で決める。レポートは合否のボーダーライン上の者
のみ考慮します。
講義予定の概略
1日目(4/14) 0章 準備(磁場の部分に加筆、式番号修正)、物理定数表、
0章の解答
1日目(4/14) 1章 電磁波 補足(R-J)、
1、2、3章の解答
1日目(4/14) 2章 光の波動性と粒子性
2日目(4/21) 3章 粒子の波動性
2日目(4/21) 4章 水素原子のスペクトル(解答付き) (6)式修正
3日目(4/28) 5章 シュレーディンガー方程式 (赤色文字修正 5/2)解答
(5/12) 出張につき休講
4日目(5/19) 6章 シュレーディンガー方程式の簡単な応用 解答
5日目(5/26) 7章 分子の振動(文章改良 5/22)
解答
6日目(6/02) 8章 分子の回転 解答
7日目(6/09) 9章 水素原子1 (5節の式、1箇所修正) 解答 ビリアル定理
8日目(6/16) 9章 水素原子2日目
9日目(6/23)10章 ヘリウム原子1 補
10日目(6/30)10章 ヘリウム原子2(手違いで消えたので後日に再掲します)
(7/07) 出張につき休講
11日目(7/14)13章 多電子原子(当日の板書のみとします:試験までに間に合えば載せます)
12日目(7/21)14章 水素分子
13日目(7/28)15章 Hartree-Fock方程式
14日目(8/04) 試験問題+解答(8/5修正)
採点結果(レポートの提出が必要な者への告知があります)
昨年の資料
戻る