2005年度放射化学見学会

2006/02/15 更新

2006.02.13 2005年度放射化学見学会実施要綱

参加者は要項を559室まで取りに来てください.

あるいは,このWebを見た旨,大浦(oura-yasuji @ c.metro-u.ac.jp)まで連絡ください.

1. 日時:  2006年2月17日(金)

2. 場所:  茨城県つくば市 高エネルギー加速器研究機構

3. 参加者:  (受講生) 中込壮則,木村慶輔,上杉亘,名越慶士郎,吉江勝仁,阿部圭一朗,長谷川雅人,橋詰二三雄
       (宇宙研) 田中奈津子,竹田光世,高田雄一郎,能村美穂,山崎俊輔,白井直樹,大浦泰嗣

4. 日程:
 9:20 8号館559室に集合 (中込,木村,上杉,阿部,橋詰,田中,山崎)*
 9:30 出発 (つくば市内で昼食)
13:00 KEK到着
    コミュニケーションプラザ見学
13:30 KEKツアー (構内はKEKのマイクロバスで移動,16:30まで)
16:45 KEK出発
19:30 大学到着予定 (途中下車可)

*以外の参加者は13:00 コミュニケーションプラザに現地集合
*の中で現地集合の方が都合のいい人は申しでてください.

車: 守衛所で入構手続き後,4号館脇の駐車場に
電車/バス: 入構手続き不要

5. 費用: 2500円 (大学を出発組)

6. 見学施設:   KEKのWebで予習しておくとよいです.
Bファクトリー実験施設 [KEKB加速器は、物質と反物質の対称性のわずかな破れを効率よく研究するために開発された、2リングからなる電子・陽電子衝突型加速器です。KEKの航空写真で一番最初に目につくこの加速器は1周が約3km、直径が約1kmもあります。KEKB加速器ではB中間子と反B中間子の対を工場のように大量に作り出しているので、Bファクトリー(Bの工場)と名付けられています。電子リング(80億電子ボルト加速器)と陽電子リング(35億電子ボルト加速器)の2つのリングには、大電流を加速・蓄積するために特殊な高周波加速空洞など多くの新技術が取り入れられています。]

ニュートリノ実験施設 [現在、KEKは東京大学宇宙線研究所の世界最大のニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」と共同で1999年から2004年にかけて「長基線ニュートリノ振動実験」を行いました。この実験では、実験用電磁ホーンの写真に示されているように陽子加速器から取り出された陽子をアルミニュウムの標的にぶつけ、そこで生まれたパイ中間子が、飛行中に崩壊してを生み出すニュートリノを利用しました。写真の左中央に見える青色屋根の建物(北カウンターホール)から取り出されたビームは、約90度右上部方向に曲げられ、写真の右上部の前置検出器(白い屋根)に達します。ニュートリノはさらに約250Km離れた岐阜県神岡へと地中をまっすぐに進みます。ビームラインが北カウンターホールから前置検出器に向かって右下がりに傾斜しているのは地球が球形であるためです。]

放射光科学研究施設 [放射光科学研究施設にはPhoton Factory (PF) とAdvanced Ring for Pulse X-rays (PF-AR) の2つのリングがあり、真空紫外線からX線まで、非常に幅広い波長の光を利用して、物理学・化学・生物学・薬学・医学・工学・農学などの広範な分野で基礎から実用まで多種多様な研究がおこなわれています。Photon Factory (PF) は25〜30億電子ボルトのエネルギーまで加速された電子を蓄積する放射光源リングで、真空紫外線から軟X線、X線までの放射光を発生します。]

中性子科学研究施設 [陽子ビームを用いて生み出した中性子のパルスを使い物質を調べる研究施設です。中性子パルスを物質にあて、中から飛び出す中性子を分析し、原子の配列や磁気の構造、それらの運動の様子を調べます。この施設には加速器からの高いエネルギーを持つ陽子ビームを用いた最先端の中性子源が世界に先駆けて実用化されています。写真の施設内部には、十数台のそれぞれ特徴ある新しいタイプの中性子分光器が分析装置として開発され活躍しています。ここは全国の大学共同利用施設として、生体を構成している物質や高分子化合物の構造の解明、磁性体や高温超伝導体の本質を調べる物性研究、さらに新材料開発、原子核・素粒子に関する基礎物理学など幅広い研究が行われています。]

ミュオン科学研究施設 [この施設は1980年、世界に先駆けてミュオンビームのパルスを発生させ利用に成功しました。それ以来、ミュオンを用いた最先端の研究を推進し、加速器を用いた物質科学研究の一分野として成果を上げてきました。その研究は物性物理、ミュオン触媒核融合、核物理、原子物理、化学等の広い科学の分野にわたっています。写真は現在進行中のミュオン科学研究を開拓する先端的プロジェクトの実験装置群です。]

上記説明中写真省略

7. 連絡先:
大浦: 普段は携帯電話をもってませんが,当日はもっていきます. (電話番号はWeb上での公開は控えます.oura-yasuji @ c.metro-u.ac.jpまで尋ねて下さい.)
KEK担当者: 広報室 福田 浩氏  

2006.1.17

 もう1人参加申し込みありました.3年生は計7人です.

 現在のところレンタカー(8または10人乗り)を借りるつもりです.自家用車で現地集合してもよいという申し出もあり.

2006.1.16

 1人追加申し込みがありました.宇宙化学研究室の学生も5人参加予定です.

2006.1.14

 5人の参加申し込みがありました.無計画な急な思いつきの企画にもかかわらず,申し込みありがとうございました.都合で参加不可能になった場合はただちに連絡してください. 

 実は,KEKの施設見学ツアーの最低人数は10人なので,宇宙化学研究室の学生を加えて10人以上になるようにします.

 交通手段について至急検討します.(つくば駅集合にするかも...)


放射化学I/放射化学IIの講義の一環として,核科学関連施設の見学を行ないます.

第一回目の今年度は加速器施設の見学を行ないます.(来年度は原子炉または理研の予定.)

見学施設: 高エネルギー加速器研究機構

日時: 2006年2月17日(金) 13:00-16:00 [見学時間]

費用: 交通手段実費

参加申し込み  終了 (しかし,可能な範囲で随時受け付けます.)

  対象者: 放射化学I受講者,放射化学II受講者,理学部化学科A類3年生,理学部化学科B類3,4年生,その他(ただし,申込前に問い合わせてください)

  方法: 参加申込書を大浦まで(8-559室のドア)

  締切: 2006年1月13日(金) 

 

交通手段

 基本的には貸し切りバスで行きたいと考えていますが,参加人数によって判断します.

 貸し切りバスの場合,9:00に大学を出発して,昼食を食べた後,13:00から見学の予定.

   晴れればつくば市内の公園でお弁当を食べるのがいいなぁ.洞峰公園とか筑波記念公園とか.雨の時はどうするかなあ(現在のところ,いい案なし).

 貸し切りバスの料金は6〜7万円くらいです.

 

 

問い合わせ先

 大浦泰嗣 

8-559室 oura-yasuji @ c.metro-u.ac.jp

 

更新履歴

2006.02.15 要項訂正(海老原先生不参加)

2006.02.13 実施要項掲載

2006.01.17 参加者情報,交通手段情報追加

2006.01.16 参加者情報追加

2006.01.14 参加者情報追加

2005.12.14 貸し切りバス料金情報追加

2005.12.12 作成