第2回 2005年4月20日 Windows2000の基本操作
- ログオン・ログオフ(あるいはログイン・ログアウト)
- マウスの構成とデスクトップ画面
- ウィンドウの構成
- マイドキュメントの意味
- アプリケーションプログラムの起動・終了
- キーボード操作
ログオン・ログオフ(あるいはログイン・ログアウト)
初回授業で実習済みです。前回資料を参照してください。情報倫理講習会を受講した人
(前回あるいは個人的に時間外利用で)でログオンできない人は問題です。テュータにその旨伝えてください。倫理講習会を
未受講の人はログオンできません。その人も申し出てください。
マウスの構成とデスクトップ画面
マウスの構成
- マウス構成
- 入力装置としてのマウスボタン
- クリック(対応するマウスボタンを軽く押してすぐ離すこと)
- 左ボタンクリック(これを通常のクリックという): 対象となるファイル、文書を今後の操作の対象とさせる(選択)、ウィンドウボタンの操作など、選択ではクリック+
CTRLキー、クリック+SHIFTキー操作で複数同時選択可能
- 右ボタクリック(とくに右クリックという): 対象となるファイル、文書の属性に応じたメニューが開き適当な操作を行えるようになります
- ホィールボタンクリック:
- ダブルクリック
- 左ボタンのみを用いて使われ文書を開く、アプリケーションをスタートさせる(広い意味で文書のオープン)といった意味で使われます
- ホィール回転
- 移動
- 単にマウスの水平移動:画面上でのポインタの移動に対応、あるアイコンにポインタを載せる(重ねる)ことをポイントするという。
- ドラッグ:あるアイコンをポイントしてクリックすることにより操作の対象とさせ(選択)、つづけて左ボタンを押したままマウスも
移動させるとそのアイコンも動きに応じて移動する、
これをドラッグという。ファイルの保存フォルダの変更、削除のためフォルダ→ごみ箱(後述)の移動などに利用される。
それぞれの機能は以下の「デスクトップ画面構成」、「ウィンドウの構成」で実際に確認します。
デスクトップ画面構成
- タスクバー
タスクバーはアプリケーションプログラムの起動、稼動状態確認などで大いに利用します。実際の利用方法はそのとき確認します。
ここでは各部の名前を覚えてください
- スタートボタン
- クイック起動ツールバー
- タスクバー(稼動中のアプリケーション等の表示)
- マイドキュメント・マイコンピュータ
次々節で解説。
- ごみ箱
ごみ文書ファイルやいらなくなったフォルダの消去は対象ファイル・フォルダをドラッグしてごみ箱へ入れる。しかしこのまま
では完全消去ではなくファイルはごみ箱に残っています。ごみ箱をポイントして右クリックでポップアップメニューから「ごみ箱を空にする」を
行うことにより完全消去となります。
ごみ箱アイコンの微妙な違いを観察してください。
ウィンドウの構成
ウィンドウの右上コーナーに注目
←左から最小化、最大化、クローズボタン
ウインドウの右下コーナーに注目
←コーナーのエンボスをドラッグしてウィンドウズの大きさの全体調整
マイドキュメントの意味
- デスクトップ上にあるマイドキュメント(H:\と呼ばれる皆さんのホームフォルダーです)。ここにさまざまな文書を格納します。
- 実際のフォルダーの設置については前回解説しました。前回資料参照
- このフォルダーはマイコンピュータからも参照できます。
- このマイコンピュータの中は以下のようになっています。各自デスクトップ上このアイコンをダブルクリックして開いて確認ください。
細かいところで少し異なる部分もあるとは思いますが。
- ネットワークディスクの意味が確認できたら実際の皆さんのホームフォルダ(ディレクトリともいう)をダブルクリックで
開けて(オープン)してください。以下のような初期状態(少し異なる部分もあると思いますが)になっていると思います。
実習
- ウィンドウの大きさを変えてみよう。水平、垂直スクロールバーが表示されるのはどういう時か考えよう。
- フォルダー構成(ディレクトリ表示)の方法を変えてみよう。表示メニュー→大きいアイコン、小さいアイコンなど
- マイドキュメント内に自分でフォルダを作ってみよう。名前はひらがなで自分の苗字としてみょう。そしてその中身をダブルクリック
で見てみよう。そしてそのフォルダを削除しよう。
アプリケーションプログラムの起動・終了
起動
例として「メモ帳」アプリケーションの起動について説明します。メモ帳とは簡易エディターアプリケーションです。
- スタートボタンクリック→「プログラム」のポイント→「アクセサリ」のポイント→「メモ帳」のポイント&クリック
- クイック起動ツールバーからのプログラム起動(アプリケーションアイコンのクリック)
- ショートカットの作成とプログラム起動
ショートカットとは頻繁に使うアプリケーションのアイコンのみをデスクトップやマイドキュメントのトップに置いておき
(実際のアプリケーションソフト自身はディスクの奥深くにある)、そのアイコンと実体をリンクさせて起動を簡単に
行うための便宜です。このショートカット作成の練習をしてアプリケーション起動を行ってみましょう。
- 再びタスクバーのスタートボタンからメモ帳のポイントを行います。しかしクリックはしません。
- そこで右クリック。ポップアップメニューを出す。
- そのメニューから「ショートカットの作成」をポイントしクリック(このときは左ボタンです)。
- アクセサリーの中にメモ帳(2)が出来ます。これをポイントしてデスクトップ
あるいはマイドキュメントアイコン上にドラッグして置く。
- 対応するところに以下のようなアイコンが置かれます。図の左下の「矢印」が実体ではなくこれはショートカットであることを
示しています。
- ショートカットをダブルクリックしてメモ帳を起動させよう。以下は起動後数文字タイプした後のメモ帳の状態です。
終了
以下の2つのうちのいずれかひとつによりアプリケーションを終えます。
- アプリケーションウィンドウのクローズボックスをクリック
- アプリケーションウィンドウのファイル(File)メニュー→終了(Exit)を選択(以後選択とはポイントしてクリックすることの意味とする)
実習
インターネットエクスプローラ(以後IE)を起動させてください。ショートカットをデスクトップ上に作ってください。
そしてそこから起動してください。
キーボード操作
メモ帳による基本キーボード操作と動作確認
メモ帳
を先に習ったいずれかの方法で再び起動させましょう。
キーボード(鍵盤)配列は[109配列」と呼ばれる日本語入力用の独特のキー(鍵)並びをもったものを日本語Windowsシステムでは使用します。
特徴として以下のようなことが上げられます。
- アルファベットキーグループとテンキーグループとその間のコントロールキーグループ(→←↑↓はアローキーと呼ばれる)に大わけできます。
- ひとつのキーの上に複数の記号が描かれています。アルファベットとひらがな([Q]と[た]とか)。なかには
最大4つの記号が並んでいます。数字の[6]キーでは[&6おぉ]とあります。通常アルファベット入力に設定されています。
- [半角/全角]キーで日本語変換モード・英数字直接入力モードの切り替えをします。このキーを押すとウィンドウズ中どこかが変化します。確認
してください。(A⇔あ)
- [Enter]は入力文書確定、および改行。テンキーにも[Enter]があります。この2つアプリケーションによって(例エクセル)
微妙に意味が違ってきます。つまり押した後の反応が異なります。
- アルファベット、数字を入力してください。テンキーからも。また[Shift]キーを押すとどうなるか確認してください。
- [Backspace]は直前入力文字消去(削除、デリートという)。確認してください。
- 一時的大文字打鍵はLock解除中は[Shift]+アルファベットキーによります。
- [CapsLockキー]は[shift]キーを押してLockさせます。CapsLockランプの点灯によりLockを知らせます。確認してください。
- Lockするとアルファベットキーの打鍵はどうなるか確認してください。
- CapsLockランプ点灯中再び[CapsLock]+[Shift]でLock解除となります。+は同時に打つことを意味します。
- Lock中に[Shift]+アルファベットキーはどういう効果があるでしょうか、確認してください。
- スペースバーのとなりの[変換]はローマ字入力中に押すと漢字変換モード。[無変換]は変換→カタカナ→半角カタカナとなります。
- 日本語変換モードで[Alt]+[カタカナ・ひらがな]キーを押すとローマ字入力からそのとなりに記載されているひらがな直接入力と
なります。つまり[a]は[ち]の打鍵となります。元に戻すには再び[Alt]+[カタカナ・ひらがな]キーを押します。[半角/全角]キーをまた押すと
ローマ字入力になります。日本語変換モード時のみ有効となります。
- ほかにも[Fn]でファンクションキーの切り替えなどがあります。
注意:通常日本語変換を[変換]や[無変換]を利用して行うことはまれである。これらのキー操作は状況によって変わるのでややっこしい。利用する必要は
あまりありません。
実習
- たとえばアルファベットキーAについて、どうすれば"A"、"a"、"ち"と打ち分けられるでしょうか?
手順をメモ帳に記してください。
- では数字キーの6は、どうすれば"6"あるいは"&"、あるいは"お"あるいは"ぉ"が打ち込めるのでしょうか?手順をやはり記してください。
- その他の技
タイピング練習ソフトの起動
スタート→プログラム→TypeTrainer→TypeTrainを起動させてタイピング練習をしよう。タイピングの上達はパソコンに親しむ第一歩となります。
- メニューの設定→練習モード→ローマ字入力練習を選択
- メニューのレッスン→レッスンの開始...で時間の許す限り練習を重ねよう。
- タイピングのうまい・へたは今後のパソコン習得、実際利用の有利・不利に直結します。タッチタイピング体得に向けてがんばろう。
質問、あるいはあやまりなど見つけたら編集者まで
Special thanks to Prof. Fukunaga