L.P.Metとは

・首都大学東京と東京都による都市課題解決のための共同研究プロジェクト

21世紀の成熟した都市において、私達は環境問題や少子高齢化、膨大かつ老朽化した建築ストックといった深刻で早急に対策を打たなければならない問題に直面しています。都市が抱えるこのような問題を、重点的かつ誘導的なプロジェクト(リーディングプロジェクト)と位置付け、首都大学東京と東京都の連携により、都市、建築分野での課題解決を図ることを目的としているのがL.P.Met(Leading Project for the Metropolis)です。

・プロジェクトの視点と成果目標

膨大かつ老朽化した建築ストックや都市構造は現代社会の深刻な問題であるとともに、先人の技術開発と巨額の資金によって私達に残された優良な社会資産と言えます。
L.P.Metでは環境負荷低減に向けて、これらの建築ストックや都市構造を積極的に活用することを有効な手段と位置付けています。既存の建築ストックや都市構造をフィールドとして研究を重ね、課題や問題を明らかにすることで、これからの建築や都市について、具体的、汎用的な手法を提案します。
さらに東京における問題は全国の都市や世界の都市がいずれ直面する問題であり、本プロジェクトの成果が、国や他の都市、民間産業にも波及していくことを目標とし、成果をリアルタイムに発信していきます。
このような全体目標の下、3つの視点からの研究プロジェクトを同時に展開していきます。

・L.P.Metのロゴマークについて

首都大学東京リーディングプロジェクトがゴールとする「すこやかで生き生きとした暮らし」を表すロゴマークです。
3つの三角形の骨組からなる正三角形は、建築分野における3つの専門分野からなるプロジェクトであることを、3つの色は各研究プロジェクトを表します。それぞれの研究の交点に協働することによる相乗効果の創出を願い、作成しました。

・年歴

スケジュール表
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