セラピストにむけた情報発信



今年もお世話になりました.



2009年12月25日

今回が2009年の最終更新です.昨年同様,今年一年お世話になったセラピストの方々に,お礼を申し上げたいと思います.

まずは畿央大学の森岡周先生にこころからの感謝を申し上げます.昨年,森岡先生のお力添えで本を出版したことを契機に,この一年で非常に多くのセラピストの方々と交流をすることができました.森岡先生門下の川崎翼さん(松崎病院)や,竹林 秀晃さん(土佐リハビリテーションカレッジ)らとも有益な議論ができました.森岡先生とは,今後とも発展的な交流ができればと考えております.

北療育医療センターの山川邦子さんには,東京都経営本部研修会における話題提供の機会を与えていただきました.東京の公立大学に努めている教員として,東京都の病院施設等に勤務されている方々に何らかの形で交流ができることは,非常に重要なことと考えております.2010年も,1月18日に研修会における話題提供を担当いたします.昨年とは少し違った話題で,知覚・認知と身体運動の関係について情報を提供したいと考えております.

運動連鎖アプローチ研究会主催の山本尚司氏には,6月に「ボディワークの臨床応用」における講演にお誘いいただきました.多種多様なボディワーカーの方々と共にセッションをしたことは,研究を通して知る基礎知識を実践的な知識に結び付けて考えるということの重要性を改めて認識する機会となりました.山本さんには,また2月に福岡の研修会にてお世話になります.高橋直子様主催のもと,どのような交流が新たに生まれるのか,いまから楽しみです.

中伊豆温泉病院の佐藤陽介さんには,静岡県理学療法士会専門部会(脳血管疾患専門部会)の研修会における話題提供の場をご提供いただきました.佐藤さんとはこれまでカジュアルなメールを年1回やりとりする程度の間柄でしたので,まさかこのような舞台をご提供くださるとは夢にも思っておりませんでした.研修会の際には,快適に研修ができるよう,とても配慮の行き届いた対応をしてもらいました.きっと佐藤さんの周りの優秀なスタッフの皆様のお陰とも思いますが(?),佐藤さんには大きな借りができました.

文京学院大学の福井勉先生を始め,PT学科の先生には,12月の臨床歩行分析研究会にて講演の機会をご提供いただきました.歩行分析をメインとする学会で,周辺領域である視覚の話題を長時間にわたって発表できたことは,私にとってはとても光栄なことでありました.またこの研究会では,懇親会でも非常に有意義な時間を過ごすことができました.文京学院大学の先生方とは,これからもっと発展的に交流したいと強く思う次第です.

首都大学東京荒川キャンパスの信太奈美先生と池田由美先生には,ブラインドテニスに関する共同研究でご支援・ご指導をいただきました.障害者スポーツの意義や素晴らしさを真に理解するうえで,とても良い時間を過ごすことができています.池田由美先生とは,共著で「運動障害に対する言語的教示法の考え方」という論文を執筆することができました(月刊「理学療法」に近刊).これからも,「首都大学東京発の情報発信」を目指して,ともに努力していきたいと思います.

本学院生である理学療法士,渡邊観世子さん,安田和弘さん,吉田啓晃さん,桜井良太さんにも,こころからの感謝を申し上げます.彼らの存在なしには,私たちの研究室は成り立ちません.今年は研究以外にも,スポーツ心理学会の運営で献身的な仕事をしてくれました.みな自慢の院生たちです.

最後に,私のホームページに定期的に立ち寄ってくださる全ての皆様に,心より感謝を申し上げます.皆様のアクセスが励みとなり,およそ週1回のペースで更新をすることができました.一般的なブログと比較すれば物足りない更新率でありますが,1年前と比べて倍増したこともあり,個人的には大変喜んでおります.今後これ以上の頻度で更新をすることは,平常の業務スケジュールを考えると難しいだろうと思います.コツコツと現在のペースを守りながら,少しでもセラピストの皆様に意味のある情報をご提供できればと考えております.

皆様よいお年をお迎えください.次回更新は1月7日の予定です.


(メインページへ戻る)