2009年7月9日
7月12−17日まで,アメリカのミネソタで開催される国際学会,International Conference of Perception Actionに参加するため,しばらくの間,セラピストページの更新を休止させていたします.
今回の学会では,共同研究者であるJeffery Wagman氏(Illinois State University)とともに,”Prospectivity
in perception-aciton”というタイトルのシンポジウムを担当します.平たく言えば,「未来を予期した形での身体運動の制御」という内容です.
シンポジウムでは,私たち2名のほかに,New York大学から2名の大学院生が参加してくれます.この2人はいずれも,乳児を用いた発達的研究で著名な,Karen
Adolph氏門下の大学院生です.Adolph氏の研究室では,乳児の知覚認知が運動と相互作用しながら発達していくことを,非常に面白い形で研究しております.
今回のシンポジウムでは,乳児のリーチングの問題と,妊婦さんが狭い隙間を通り抜ける際の判断に関する研究成果が発表される予定です.特に妊婦さんの問題は,私自身が行っている研究とも非常に共通性が高いこともあり,今から話を聞くのが楽しみです.
帰国後に詳しく,学会の状況を報告したいと思います.
シンポジウムに関する詳細な情報については,こちらの発表抄録をご覧ください.
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