セラピストにむけた情報発信



講師紹介:6月19日のワークショップ

 


2013年6月17日

今週水曜日に,私たちの研究室が主催するワークショップ「Perception-action dynamics of human behavior」を開催いたします.

詳細はこちらをご覧ください

今回は外部講師としてお招きする2名の先生についてご紹介いたします.

1人目の講師はカナダのWilflid Laurier University助教のMichael Cinelli氏です.Kinesiology(身体運動科学)が専門であり,知覚と運動のダイナミクスという観点から様々な研究を行っています.

Cinelli氏は,私が2004-2006にカナダのWaterloo Universityにおいて博士研究員として研究していた際に出会いました.当時Cinelli氏は,私の指導教官であったAftab E. Patla氏の大学院生でした.

私と同様に隙間通過行動を研究対象の一つとしていたこともあり,当時は私の世話役として細かいことまでサポートしてもらいました.実際,人をまとめるのが上手な性格で,研究室でも兄貴分として活躍していました.

ワークショップでは障害物回避に関する知覚と運動のダイナミクスについて話をしてくれる予定です.最近では高齢者を対象とした研究も盛んに行っており,ワークショップでもこうした内容について触れてくれると思います.

顔写真を含めたプロフィールはこちらをご覧ください.

研究業績はこちらをご参照ください.



2人目の講師は,東京大学先端科学技術研究センターで博士研究員として活躍している,阿部匡樹(まさき)氏です.

阿部氏は北海道大学の山田憲政教授の研究室のご出身です.国立障害者リハビリテーションセンターや,アメリカのPennsylvinia State Universityなどで博士研究員として活躍された後,2009年より現職にて研究をしています.

阿部氏とは大学時代の陸上でのつながりがあることもあり,単なる研究交流を超えた関係があります.

阿部氏の研究範囲は実に多岐にわたっています.その活動の一端はこちらをご覧ください


ワークショップでは東大にて現在阿部氏が取り組んでいる,対人関係の中での知覚と運動のダイナミクスについてご発表いただく予定です.

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