セラピストにむけた情報発信



国際姿勢と歩行学会(ISPGR)に行ってきます.




2012年6月21日

6月24-28日にノルウェーのTrondheimという都市で開催される,国際姿勢と歩行学会(ISPGR)に参加します.この学会は,私にとって最も重要な学会として位置付けている学会です.

この学会は文字通り,姿勢制御や歩行を専門に行っている研究者が一堂に介する学会です.論文を通して貴重な情報を得てきた研究者と,一度に数多く出会い,交流する機会を得る事ができます.

また私がポスドクとしてお世話になったカナダ・ウォータールー大学は,これまでこの学会で中心的な役割を担ってきた大学の1つであり,私の知り合いも多数参加します.私のボスであったAbtab E. Patla氏は5年前に亡くなってしまいましたが,若手の優秀発表者には「Abtab E. Patla賞」が与えられるというように,彼の学会に対する功績は未だに色濃く残っています.

学会には様々なサイズの学会がありますが,この学会は(推定)500名程度が集まる,いわばミドルサイズの学会です.このサイズの学会が良いのは,話題が豊富にあるにもかかわらず,参加者間の交流が密にできるという点にあります.今回はどのような交流の輪が広がるか,楽しみにしています.

今回は私の他に,修了生の安田和弘,博士後期の大学院生である渡邊観世子と川崎翼(全員PT)が参加します.私も含め,全員英語が堪能というわけではありませんが,会場の雰囲気を楽しみつつ,様々な情報を吸収したいと思います.



次回の更新(学会報告)は7月3日以降を予定しています.
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