セラピストにむけた情報発信



被災地にいる君へ




2011年3月18日

私が20年の時を過ごした仙台,そしてその周辺の地域には,家族や友人,多くの研究仲間がいます.

安否確認のたびに知る現地の状況は,時にテレビの映像を通して知る状況よりも過酷です.そんな中でも,みんな精一杯に元気な様子で,「こちらは大丈夫だから安心して!」と言います.そんな君を見て,時に涙しながら,東京からどんな貢献ができるかを必死に考えています.


被災により実家をなくした君

自分の身の危険を顧みず,大勢の人の安否確認に奔走する君

家に残した子供のことが心配でたまらないのに,涙を流しながらも被災地で職務を遂行し続ける君

ボランティアとして敢えて被災地に向かい,働き続ける君

被災地で働く夫のドロドロになった服を洗うため,水の出る遠い地域まで歩いて向かう君

寒空の中,物資が届くかわからない店に長時間ならび,9人の食事のために食料を1つ手に入れたと教えてくれた君

1週間ぶりにわずかな水で髪を洗えたといって笑った君



みんな,私の大切な人です.


My thoughts are always with you.

カナダの友人が教えてくれたフレーズです.

私の想いは,常に君と共にあります.


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