Lesung von Thomas Stangl am 14. November 2019
首都大学東京ドイツ語圏文化論分野(ドイツ文学教室)では、オーストリアから講演会等の活動のため来日されている作家の方を本学へもお招きして、ほぼ毎年、文学イベントとして朗読会を開催しています。
今年度は、オーストリアの作家トーマス・シュタングル氏を本学にお招きし、自作朗読会を開催することになりました。学生が教員とともに作成した日本語訳をつかい、シュタングル氏の最新短篇集『身体の物語Geschichte
des Körpers』(2019)を朗読後、みなさまからの質問に答えていただきます。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
開催概要
日時: 2019年11月14日(木) 16:00-18:00会場: 首都大学東京南大沢キャンパス 国際交流センター1F 中会議室
キャンパスマップhttp://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/access.html
(京王相模原線「南大沢」下車徒歩5分。車での来学はご遠慮ください。)
※ どなたでも参加できます。参加費無料。登録不要。
※ 著者紹介、質疑応答には日本語通訳があります。
※ 対訳資料を受け付け時にお渡しいたします。
画像をクリックするとチラシがPDFでダウンロードできます
昨年度までの朗読会については、活動報告をごらんください。
トーマス・シュタングル氏について
トーマス・シュタングル(Thomas Stangl, 1966-)
ウィーンに生まれ、ウィーン大学で哲学とスペイン語を学び、脱構築主義文学理論をテーマとする論文を提出して修士号を取得。その後、新聞や文芸雑誌に原稿を書き始め、2004年に長編小説『唯一の場所』(2004)でデビュー、アスペクト賞を受賞。その後も長篇小説『彼女たちの音楽』(2006)、『何が来る』(2009)、『ダンスのルール』(2013)、『見知らぬ親族』(2018)、そして短篇集『身体の物語』(2019)が続く。2002年以来、エーリヒ・フリート賞(2011)を含む数多くの賞や奨学金、助成金を勝ち得てきており、その文章力は高く評価されている。今回朗読予定の短篇「105号室の死者たち」も発言文学賞(Wortmeldungen-Literaturpreis)を受賞したばかりである。
作家のホームページ http://www.thomasstangl.com/