2017年度 オープンラボ開催報告

首都大学東京では、大学説明会にあわせて、「オープンラボ」と呼ばれる学科や教室の紹介を兼ねた展示・発表イベントを行っています。毎夏二回ほどあるのですが、2017年8月19日はドイツ語圏文化論教室が担当でした。今回は分野別の個別相談会も同会場で並行して行いました。

ラボ開催時の様子を少しご紹介します。


主に高校生向けに、ドイツ語圏文化論教室ではどんな研究ができるのかを紹介するため、通常授業とは少々趣が異なる部分もありますが、興味を持っていただけそうなものを教室いっぱいに広げました。
今回展示したものは……。

入口となる教室前方に、そもそもドイツ語圏ってなあに、ということが一見してわかる地図類。全部ドイツ語で書いてある!と驚かれる方もいらっしゃいました。もちろん、しっかり語学も鍛えますよ!と宣伝します。


中央テーブルの各種ドイツ語圏文化関連の書籍や画集等の展示の後ろには、ドイツ語圏の世界文化遺産を取り上げたポスターのパネル展示。ドイツ語圏といっても文化全般を扱うので、時代も領域も本当に幅が広いことを展示させていただきました。

日本語でもおなじみの児童書のドイツ語原作本や、好きな画家をみつけたり、知らないけれど面白そうなコミックや映画をみつけたり、また行ってみたい世界遺産の前で話しこむ方など、それぞれに楽しんでいただけたのではないかと思います。

他にも、写真にはないですが、統計で見るドイツの文化に関するスライドショーや、写真で巡るウィーン市内のスライドショーなどのコンテンツが展示されました。

わずか二時間のあいだに計150名もの方々にご来場いただきました。

中には、学部生が制作したと聞いてスライドショーやポスターをあらためて感心してご覧になったり、コミックやスライドショーを最後まで座ってじっくりご覧になったり、熱心に教員に質問されたりと、関心をもってお楽しみいただけた方も多くいらっしゃり、教員・スタッフ一同も大いに楽しませていただきました。

会場までご足労いただいたみなさま、改めてありがとうございました。もしご興味を持たれましたら、ぜひ当教室へ。お待ちしております!

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