はじめての方へ

都立大学ドイツ語圏文化論教室へのご進学、ご所属を検討されているみなさまへ

Herzlich Willkommen! 
東京都立大学ドイツ語圏文化論教室のウェブサイトへようこそ!

当教室では、ドイツ語圏の文学・文化・思想を幅広く研究しています。
所属学生は、大学に入って初めてドイツ語に触れたという人がほとんどです。
1年次のドイツ語科目、そして2年次以降の専門教育の中で、口頭のコミュニケーション、文献や作品の読解など、さまざまな目的を達成するためのドイツ語のトレーニングを行います。

サッカー、音楽、食など、入口はどこでも構いません。
ドイツ語で形成される文化・社会について、皆さんと一緒に考えることができましたら嬉しく思います。
ドイツ語の運用能力、専門知、そして批判的・複眼的な思考力の研鑽を行う機会を整えて、お待ちしています。
高校生向け教室紹介
過去に行った高校生向けイベントのご紹介です。

2017年8月 オープンキャンパスで当教室がオープンラボを行いました。

2019年12月 山梨県立都留高等学校のみなさんが教室に見学に来られました
       
学生教室アンケート
2020年7月に、所属学生に教室についてアンケートをとってみました。
実際に教室に入ってみての感想は?

アンケート結果はこちら

Q&A

Q.「ドイツ語圏文化論」教室では何を学ぶのですか?

A. (1)ドイツ語圏の文化に関する専門的な知見(2)ドイツ語運用能力、これらの習得が、ドイツ語圏文化論教室の学びの柱です。

→リンク:教室紹介―ドイツ語圏文化論って何?

Q.どのようにドイツ語を学ぶのですか?

A. まず、1年次で未修言語科目として「ドイツ語I」を履修します。ここでは少人数体制で、基本的な文法事項を網羅的に学習し、ネイティブ教員も交えて、その文法知を文法力として実践に活かすトレーニングを行います。
 2年次では、それまでに培った基礎力を発展させる「ドイツ語II」「ドイツ語会話I」「ドイツ語作文I」「上級ドイツ語」を履修します。
3-4年次では、ドイツ語運用能力の総合的な発展を目指し、「上級ドイツ語」「ドイツ語会話II」「ドイツ語作文II」を履修します。
(学年は目安です)

 これらの他に、専門科目としての「ドイツ語学演習」「ドイツ語史」「ドイツ語学特殊講義」「ドイツ語学概論」では、ドイツ語の仕組みや諸相、歴史について学び、「ドイツ語圏文学論」「ドイツ語圏文化論」では、作品や文献の読解を行います。これらの授業を通して、ドイツ語の運用能力を向上させます。

→リンク:授業について教員紹介について

Q. ドイツ語圏の文化に関する専門的な知見はどのように学ぶのですか。

A. ドイツ語圏文化論教室では、主に文学・文化・言語学の三分野の授業を行っています。文学では作品分析と文学史的知見の獲得、文化では映画や美術をはじめとする文化事象についての考察、そして語学ではドイツ語の仕組みや言語の歴史についての学びが中心となります。

 1年次に、都市教養プログラム科目「ドイツ語圏の文化」、人文社会学部「ドイツ語圏文化史」を履修して、ドイツ語圏の文化に関する入門的知見を広く学びましょう。
 1年次の秋に所属教室を決定し、2年次からドイツ語圏文化論教室に所属することになります。ここから4年次にかけては、自分の関心に合わせて、少人数形式の専門教育科目を履修します。
 「専門」とはいえ、「専門」以外の分野の学びも重要です。関心や必要性に合わせて「ドイツ語圏文化論」以外の授業も受講し、知のネットワークをつくりましょう。

 学びの集大成として、4年次には卒業論文を執筆します。

→リンク:学位論文タイトル一覧

Q. ドイツ語を学んだ経験がありませんが、ついていけるでしょうか。

A. 大学に入ってから練習すれば大丈夫です。実際、教室の所属学生は、大学に入って初めてドイツ語に触れた人ばかりです。上記授業でのトレーニングの他にも、ドイツ語圏からの留学生との交流など、ドイツ語力をブラッシュアップする機会があります。また、ドイツ語圏文化論教室では、各レベルの教材も用意しています。語学は目標言語に接した時間のぶんだけ力も伸びますので、いろいろな形で取り組んでみましょう。

→リンク:朗読会留学生歓迎パーティーの様子

Q. 留学はできますか?

A. オーストリアのウィーン大学との交換留学制度があります。詳細は、本ウェブサイトの「留学」をご覧ください。また、毎年9月には、ウィーン大学語学センターにて、約3週間の短期研修も実施しています。

→リンク: ドイツ語圏への留学について

Q. 卒業後の進路は?

A. 企業や官公庁への就職、大学院進学といった進路が一般的です。ドイツと関連のある企業に就職する人もいますが、ドイツやドイツ語に関係した仕事でなければならないわけではありません。

 近年の卒業生の進路・就職先(一部)
東京都立大学大学院、東京大学大学院、ANAエアポートサービス、コスモスイニシア、ジャノメミシン、全労済、たき工房、東芝、日立物流、富士ゼロックス多摩、富士電機、ブリジストンタイヤ・ジャパン、プリンスホテル、マブチモーター、八千代銀行、東京都庁、八王子市役所、山梨県庁ほか