「物語で紡ぐまちの記憶 城下町鶴岡 町人まちブック」
「古地図で歩く 城下町鶴岡 町人まちMAP」
が自治体まちづくりグッズ賞の佳作を受賞しました!

日本都市計画学会の創立60周年記念事業である「自治体まちづくりグッズ賞」において、私も企画制作に関わった「物語で紡ぐまちの記憶 城下町鶴岡 町人まちブック」「古地図で歩く 城下町鶴岡 町人まちMAP」が佳作を受賞しました!(応募総数202点、グッズ賞10点、佳作20点)
 この賞は、自治体が中心的に関わった取り組みを主な対象とし、都市計画・まちづくりを通して、市民にわかりやすく伝える工夫や市民意識を啓発するような表現がなされ、市民との間をつなぐ役割を果たしてきたグッズ(情報媒体)を対象に、学会としてその成果を表彰し、自治体まちづくりの新たな展開に寄与しようという試みです(都市計画学会HPより)。審査については、登載情報・内容・デザイン、今後のまちづくりへの発展性、地域特性などの表現の適切性といった指標にもとづき、決定されたのこと。 
なお、受賞作品は60周年記念式典会場(平成23年11月18日開催、会場:東京大学弥生講堂)に展示されます。

町人まちブックレット

町人まちマップ

制作目的

 
「物語で紡ぐまちの記憶 城下町鶴岡 町人まちブック」「古地図で歩く 城下町鶴岡 町人まちMAP」は、山形県鶴岡市の中心市街地にあり、江戸から昭和初期にかけて繁栄した、かつての花街を含む3つの旧・町人まちを対象として、その歴史的建築物や茶屋文化、町人の生活文化を、今後の歴史・観光まちづくりに活かしていくための価値を共有する取り組みとして制作されました。
対象地域は、旧花街という歴史が負の資源であるという意識からか、地域ではまちづくりの機運がなく、また、地域の歴史をそのまま表に出すことが難しい状況でした。そこで、2年をかけて文献調査と住民へのヒアリングを積みかさね、これをもとに、史実や実際の町空間に基づく「短編小説」という形で、現代における地域の価値を表現することを試みました。

活用

 
これらを活用して、まちあるきイベント等も開催してきました。

制作メンバー

 
地元のまちづくり研究家、まちづくりや歴史的建築物の保全活用に関心の高い建築士、デザイナー、ライター、大学研究者がメンバーである、「つるおか『美しい都市』プロジェクト実行委員会 城下町鶴岡町人まち編集室」(事務局 山形県鶴岡市建設部都市計画課)です。

入手方法

 

「古地図で歩く 城下町鶴岡 町人まちMAP」
下記からダウンロードできます。本物は風合いのある紙です。

「物語で紡ぐまちの記憶 城下町鶴岡 町人まちブックレット」

鶴岡市内の鶴岡書店組合加盟の下記店舗で300円で販売しています。増刷しましたが数に限りはあります。
 
問い合わせは鶴岡市建設部都市計画課へ
0235-25-2111 内線492
 
LinkIconダウンロード【 PDF 69.8MB 】
授業用PW付 教室番号を入れてください。

書店名 電話番号
阿部久書店 0235-22-0020
和泉屋書店 0235-23-5082
鶴岡書店 0235-23-7041
八文字屋(エビスヤ店) 0235-24-3022
ブックショップ都 0235-23-3000
BOOK'S PAL 0235-29-7530
山之内書店 0235-22-0410
ブックハウス文園 0235-22-2828
ぶっくすプロ ほんの森 0235-28-1639
昭文書店 0235-33-2020
こぴあ八文字やパートナーショップ 0235-25-5009

川原研(大学院)で研究を希望する方へ

  • 受験前に必ず相談しに来てください。(ビデオ会議も可能です)。
  • 観光に関わる簡単な研究計画書をEメールで送付ください。
  • 大学院の合格前に、研究生として受け入れることはしていません(学科方針)。
  • 受験の詳細は観光科学域HPをご覧下さい。夏試験(8月)、冬試験(2月)があります。