大田モノ・まちBOOK 2011 
〜クリエイティブタウン大田をめざして〜   2011.11発行

モノづくりとまちづくりを統合的に考えた製造業のまちの将来像

 2011年11月にまとめた「大田モノ・まちBOOK2011」は、2009〜2011の3年間の調査や、おおた工業フェアなどで行ってきた活動をまとめるとともに、モノづくりとまちづくりが両輪となった大田のまちの将来像・総合戦略(ビジョン)として描いた「クリエイティブタウン大田構想」を提案しています。 


 私たち、モノづくり観光研究会は、東京都大田区をフィールドとしながら、モノづくりのまちのめざすべき将来像を考えています。そこで、これまで産業的側面からのみ調査されてきた工場に対して、技術だけでなく工場という建物、工場経営者の人柄、工場のあるまちの空間など総合的な視点から工場訪問調査、工場町調査を進めてきました。そこからの知見を得て描いたのが「クリエイティブタウン大田構想」です。この構想は、モノづくりとまちづくりが両輪となった大田のまちの将来像・総合戦略として構想したものです。次の3つの視点が重要だと考えて取り組んでいます。

  • 新たな創造産業を育成すること:「創造産業プラットフォーム」
  • モノづくりの裾野を広げること:「モノづくり観光」
  • モノづくりを支えるまちを創造空間として再生すること:「モノづくり生活」

詳しくは、報告書をご覧下さい。下記からダウンロードできます。
(76MBありますので、少し時間がかかります。)

LinkIcon「モノまちBOOK2011」

目次


発行に寄せて

序 はじめに
 モノづくり観光研究会 6 
 工業集積を支える都市計画・建築 10
 先端を受け入れるまちの都市基盤形成 モノづくりのまちの歴史① 14
 「住」と「工」の分離・調和・共生 モノづくりのまちの歴史② 16

1.【調査編】モノづくりのまち大田の魅力
 1.1.まちづくり資源としてのモノづくり
   機能が生み出す工場建築の独特な形態 20
   人・建築とモノづくりをつなぐ機械 28
   生活空間を支える大田の基盤技術 32
   大田の工場で出会える熱い人々 38

 1.2.モノづくりのまちのエリア特性
   モノづくり・モノ運びの島 エリアスタディ①
      昭和島・京浜島・城南島地区 42
   東京モノづくりフロント エリアスタディ②
      下丸子・矢口地区 44
   モノづくりのまちらしさを守る エリアスタディ③
      大森南・東糀谷・羽田旭町地区 46
   工場建築タイプの分布と特徴 48
   工場連携を基盤とした地域ネットワーク 50
   東糀谷地区の工場町家の利用動向 54

2.【実践編】モノ・まちラボ2011(第15回おおた工業フェア)

 2.1.モノ・まちラボ2011
   モノづくりとまちづくりの総合的情報発信 58

 2.2.産業創造スタジオの取り組み:B to Cの新たな産業創出
   Art×Factory作品=Wrapping Cube 62

 2.3.モノづくり観光スタジオの取り組み:新感覚のモノづくり観光
   モノづくりたまご 66
   モノづくりのまち大田ウォーク 68

 2.4.モノづくり生活スタジオの取り組み:暮らしながら創るまち
   工場町家プロジェクト 72
   大田ハウスプロジェクト 76
      提案1 クリエイティブ・アパートメント 78
      提案2 クレーンハウス 80
      提案3 ガールズファクトリー 82
      提案4 町工BAR 84

3.【構想編】クリエイティブタウン大田に向けて

 3.1.クリエイティブタウン大田の総合戦略
  クリエイティブタウン大田 88
  クリエイティブタウン大田への総合戦略 90
  新たな創造産業の育成 92
  モノづくりの裾野の拡大 94
  魅力ある創造空間の再生 96
  クリエイティブタウンを実現するために 98

 3.2.先行プロジェクト
  オープンファクトリーという試み 104

大田モノ・まちBOOK 2012 
〜第1回おおたオープンファクトリー成果報告〜 2012.08発行

オープンファクトリーのしかけをすべて解説します!

大田クリエイティブタウン研究会(当時・モノづくり観光研究会)では、大田観光協会と組んで、2012年2月4日の一日限定で、モノづくりのまちの地域ぐるみで工場一斉に公開し、見学や加工体験ができるイベント「おおたオープンファクトリー」を開催しました。



実施後、「誰がどのように関わっているのか」「どのような仕掛けで実現に至っているのか?」「工場の人たちからはどのように受け止められたのか」などの問い合わせがありました。これらを総括し、第1回おおたオープンファクトリーの全貌をまとめたのが、「モノまちBOOK2012〜第1回おおたオープンファクトリー成果報告書〜」です。オープンファクトリーの企画立案に関する方法、技術を解説しています。区内他地域や日本中の工業まちで、次のオープンファクトリーを実施する際の基礎資料となることをめざしました! 以下からダウンロード出来ます。
(37MBありますので、少し時間がかかります。)

LinkIcon「モノまちBOOK2012〜第1回おおたオープンファクトリー成果報告書〜」

 この「おおたオープンファクトリー」は、2011年にまとめた調査提案報告書「モノまちBOOK2011〜クリエイティブタウン大田をめざして〜」で示した11の戦略のうち、「モノづくりの裾野の拡大〜モノづくりへ近づく機会をつくる〜」ことをめざした「モノづくり観光」の一つの方法として実現させたものです。単なる工場見学だけではなく、多様な工場の公開、解説の形、モノヅクリのコンテンツを集約した「モノづくりたまご」や、「モノ・ワザコレクション」等の多様なプログラムを展開した結果、多くの皆様から高い評価をいただくことができました。ぜひその中身をご高覧下さい。