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やわらかい機械

SOFT MACHINERY

ポスト大量生産パラダイムを実現するためには、機械そのものも人間・社会・環境にとってやさしく、やわらかい存在へと進化する必要があります。やわらかい機械(Soft Machines)は、未来の機械システムのあり方を探る研究です。これは近未来でのライフサイクル産業の製品開発戦略でもあります。我々は具体的な技術として、既に知的に自己の異常を診断し自分で修復する自己修復機械(Self-Maintenance Machines)を開発しました。自己修復機械は、知的に自己の異常を診断し自分で修復するアドバンスト・メカトロニクス機械であり、その中心は定性推論に基づくモデルベース故障診断、修復計画技術です。我々は制御型自己修復と機能冗長型自己修復の二つの考え方を開発し、制御型自己修復については自己修復複写機として商用化しました。さらに、自己修復技術の応用、展開を進めながら、細胞型機械(Cellular Machines)システムの開発を行っています。細胞型機械とは、一つ一つが独立した知能化細胞を数多く集めて作る自律分散知能型機械であり、創発的に機能を発現するところに特徴があります。例として自己組織化、自己修復性を備え、再構成可能な細胞型自動倉庫、細胞型組立システム、細胞型生産システム、細胞型再生産システムを開発しました。また、細胞型機械の考え方を利用して、生産システムの自己組織化による設計ツールなどを開発しています。

自己修復複写機

細胞型機械

左から、加工細胞、自走細胞、出口細胞、入口細胞

自走式細胞型機械


  • 自走式細胞型機械のデモ動画1(MPG/19.1MB
  • 自走式細胞型機械のデモ動画2(MPG/1.4MB
  • 自走式細胞型機械のデモ動画3(MPG/11.3MB


LAST UPDATED: 2022/08/15 (C) SHIMOMURA LABORATORY