量子化学 I (2009年度:水曜日8:50-)

今年度前期は波田がサバティカルなのでこの講義は橋本先生が担当します。
以下の記述は昨年度の内容です。



授業概要
 化学現象のほとんどが電子の振る舞いを知ることによって理解される。
電子の挙動などミクロな世界を記述するには量子論の概念と方法が必要と
なる。量子論を主たる基礎理論として量子化学と呼ばれる領域が形成され
るに至った。本講義では、量子化学を習得するための基礎として、量子力
学の基本原理の導入から原子の電子状態を導出するまでの過程を講義する。

参考書:マッカ−リ・サイモン 物理化学(上)分子論的アプローチ
関連科目:特に無し
成績評価:期末に行う試験で決める。レポートは合否のボーダーライン上の者
     のみ考慮します。


講義予定の概略(あくまで予定)
1章  電磁波 
2章  光の波動性と粒子性 
3章  粒子の波動性
4章  水素原子のスペクトル 
5章  シュレーディンガー方程式
6章  シュレーディンガー方程式の簡単な応用 
7章  分子の振動
8章  分子の回転
9章  水素原子
10章 ヘリウム原子
11章 多電子原子
12章 水素分子
13章 2原子分子


講義の進捗状況





昨年の資料

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