第二回書評会のお知らせ

2005年1月

メトロポリタン史学会

 

 

 以下の要領で第2回書評会を開催します。今回は、2004年11月に行われた東京都立大学史学科主催シンポジウムの報告集を取り上げます。日本史・東洋史・西洋史の各分野から報告をいただけるよう準備中です。奮ってご参加ください。

 

  日  時  2006年1月28日(土)午後2時〜5時

  会  場  首都大学東京(東京都立大学)5号館(人文棟)

        1階143号室(1階入り口を入ってすぐ左の部屋です)

  書  評  小谷汪之編『歴史における知の伝統と継承』

             (山川出版社、2005年、3000円)

        〔内 容〕

         山内弘一「儒教文化圏における士大夫層―宋時烈と小中華」

         福田千鶴「日本近世の為政者と「知」の継承―蔵書形成の

              視点から」

         畔上直樹「近代の神社神主とその思想―在地神職社会的活

              動派論」

         小谷汪之「バラモンとインド的法文化の伝統―サティーを

              めぐる一つの事件を素材として」

         近藤信彰「イスラーム知識人の肖像―シーア派ウラマーと

              イジャーザ」

         河原 温「キリスト教的知とユマニスム―J・L・ヴィー

              ヴェスを中心に」

         中嶋 毅「革命とロシア・インテリゲンツィヤ―N・V・

              ウストリャーロフにみる知の継承と展開」

  評  者  日本史・小澤浩氏

         東洋史・趙景達氏
         西洋史・佐原徹哉氏

 

以上