メトロポリタン史学会
The Metropolitan Historical Association

更新 2021/09/08

本会は東京都立大学史学科、首都大学東京歴史・考古学分野、東京都立大学歴史学・考古学教室の関係者を中心に、歴史学・考古学・歴史教育に関する研究とその公開を目的として、2005年4月23日に設立されました。年に1回、雑誌『メトロポリタン史学』を発行し、シンポジウムや研究会など、日常的な研究活動や事業を行っていきます。本会には、どなたでも加入できます。入会ご希望の方は、メールにてご連絡ください。

更新情報

日時内容
2023/10/19第19回総会・大会シンポジウムが、対面およびオンラインで開催されます
2022/07/18第18回大会が、Zoomによりオンラインで開催されます
2021/09/08第17回大会が、Zoomによりオンラインで開催されます
2020/10/29第16回総会・大会が、Zoomによりオンラインで開催されます
2020/03/19メトロポリタン史学会会報第26号(大容量版)を修正しました
2019/10/15第7回若手研究者の集いのポスターを公開しました
2019/04/25メトロポリタン史学において、「みやこ鳥」へのリンクを開始しました。
今後も随時リンクを更新していきます。
2019/04/03メトロポリタン史学第14号が発行されました
2019/03/25第15回総会・大会が開催されます
2019/03/19メトロポリタン史学会会報第25号(大容量版)を修正しました
2019/03/16メトロポリタン史学会会報第25号(大容量版)を公開しました
2018/10/04旧サイトの閲覧は2019年3月末までとなります
2018/09/26第6回若手研究者の集いのポスターを公開しました
2018/09/21メトロポリタン史学会会報第24号を公開しました
2018/08/30第11回歴史探訪が行われます
2018/04/16メトロポリタン史学 投稿規定の原稿送り先・照会先を変更しました
2018/04/04横幅1000px以上の画面に仮対応しました
2018/03/29メトロポリタン史学会会報第23号を公開しました
2018/03/25第14回総会・大会が開催されます
2018/02/25メトロポリタン史学第13号が発行されました
2017/10/21第5回若手研究者の集いのポスターを公開しました
2017/09/22メトロポリタン史学会会報第22号を公開しました
2017/09/02第10回歴史探訪が行われます
2017/08/01リニューアルwebページを正式公開しました

重要なお知らせ

各位
 先般ご案内いたしました弊メトロポリタン史学会第18回大会シンポジウム「考古学と戦争」ですが、諸般の事情に鑑み、Zoomによるオンラインでのみの開催へと変更することに決定いたしました。直前の変更となりましたこと、また対面での開催を楽しみにされておられました方々には大変申し訳なく存じますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。参加を希望される方々には、7月28日(木)までに事務局(mshigaku●tmu.ac.jp ●を@に変えてください)までご一報ください。
2022年7月18日 メトロポリタン史学会委員会

webサイトについて

ジオシティーズのサービス終了に伴い、旧サイトの閲覧が2019年3月いっぱいで不可能になりました。旧サイトでブックマークやリンクを登録されている方は貼替えをお願い致します。


学会情報


概要/入会案内

 2005年4月、東京都立大学は首都大学東京に改組されました。それにともなって大学内における史学科の位置づけも、大きく変わりました。メトロポリタン史学会は、こうした現状をふまえ、都立大学史学科が培ってきた研究・教育の成果を引き継ぎ発展させるために、2005年4月23日に結成されました。

 都立大学史学科は世界史の視点から、また社会との接点を絶えず意識しながら、研究・教育を実践し、半世紀以上にわたって多くの人材を世に送り出してきました。メトロポリタン史学会はその成果を基礎に、首都大学東京における研究・教育と密接に連携しながら、21世紀にふさわしい歴史学の創造に寄与したいと考えております。そのためにも、学内外の皆様に広くご協力をお願いする次第です。都立大学・首都大学関係者はもちろんのこと、それ以外の多くの方々がメトロポリタン史学会に入会され、会の活動にお力添えいただくようお願いいたします。

 会費(年額)は一般会員5,000円、院生・学生3,000です。また今後予定している活動は、総会・大会(年1回)、シンポジウム、会誌『メトロポリタン史学』(年刊)刊行、会報(不定期)発行、出版事業などです。入会される方は、葉書もしくはメールで、住所・氏名(ふりがな)・電話番号・メールアドレス・所属(勤務先)をお知らせください。また会費は郵便振替でお送りくださるようお願いいたします。

メトロポリタン史学会(会長 木村誠)
〒192-0397 東京都八王子市南大沢1−1
東京都立大学 人文社会学部
  人文学科 歴史学・考古学教室内
Tel:0426-77-2110(赤羽目匡由研究室)
E-mail:mshigaku●tmu.ac.jp ●を@に変えてください。
URL:http://www.comp.tmu.ac.jp/mshigaku/
郵便振替:00100-0-537287

会則

第一条名称本会はメトロポリタン史学会と称する。
第二条目的本会は歴史学・考古学に関する研究とその公開を目的とする。
第三条事業本会は前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
大会
シンポジウム・研究会・講演会・見学会等
会誌『メトロポリタン史学』等の発行
その他本会の目的を達成するために意義のある事業
第四条会員本会は次のうち、本会の会則を認め、会費を納入した者により構成される。
東京都立大学人文社会学部人文学科(都市教養学部人文社会系国際文化コース)歴史学・考古学教室の教員・元教員と在学生・卒業生、および同大学院人文科学研究科文化基礎論専攻歴史学・考古学分野の在学者と在学した者
首都大学東京都市教養学部人文社会系国際文化コース歴史・考古学分野の教員・元教員と在学生・卒業生、および同大学院人文科学研究科史学専攻、同大学院人文科学研究科文化基礎論専攻歴史・考古学分野の在学者と在学した者
東京都立大学人文学部史学科の教員・元教員と在学生・卒業生、および同大学院人文科学研究科史学専攻の在学者と在学した者
その他、本会の趣旨を認める者
第五条役員本会の事業を遂行するために次の役員を置く。役員はすべて総会において選出され、任期は二年とする。ただし、再任をさまたげない。
会長1名
本会を代表し会務を総括する。
副会長数名
会長を補佐し、会長に事故ある時は、その職務を代行する。
委員20名程度
会務を執行する。
監事2名
会計および会務全般を監査する。
第六条運営本会に次の運営組織を置く。
総会
総会は毎年一回、会長が召集する。ただし、会長が必要あると認める時、あるいは会員の三分の一以上の要求がある時は、臨時総会を開催するものとする。総会における議決は出席会員の過半数をもって行う。
委員会
委員会は会長・副会長・委員によって構成される。委員会は会長が召集し、本会の運営にかんする事項について審議決定する。
第七条経費本会の運営は会費・寄付金その他をもって行う。会費は総会において定める。本会の会計年度は4月1日から3月31日とする。
第八条事務局本会の事務局は東京都立大学に置く。
第九条会則改定会則は総会において、出席者の三分の二以上の賛成がある場合に変更することができる。
第十条本会の会則は、2005年4月23日から施行する。

連絡先

メトロポリタン史学会(会長 木村誠)
〒192-0397 東京都八王子市南大沢1−1
東京都立大学 人文社会学部
  人文学科 歴史学・考古学教室内
Tel:0426-77-2110(赤羽目匡由研究室)
E-mail:mshigaku●tmu.ac.jp ●を@に変えてください。
URL:http://www.comp.tmu.ac.jp/mshigaku/
郵便振替:00100-0-537287

刊行物


メトロポリタン史学

各論文のタイトルをクリックすると、本学の機関リポジトリ「みやこ鳥」から、PDFをダウンロードいただけます。
創刊号 第2号 第3号 第4号 第5号 第6号 第7号 第8号 第9号 第10号
第11号 第12号 第13号 第14号 第15号 第16号
創刊号 2005年12月
創刊の辞佐々木隆爾
<特集>シンポジウム 歴史の中の大都市
特集にあたって小谷 汪之

論文
日本最初の都城・藤原京―その誕生と構造―木下 正史
東アジア都城史序論
 ―有墻壁社会と無墻壁社会の比較と相互交渉の検討を基礎に―
佐竹 靖彦
巨大城下町・江戸の社会的結合(報告要旨にかえて)吉田 伸之
膨張するパリとアンリ・セリエ
 ―両大戦間期の都市空間をめぐって―
中野 隆生

『国民国家と帝国―ヨーロッパ諸国民の創造』の書評会について林田 伸一
時評 ポピュリスト・ナショナリズムと歴史教育の課題久保田 貢
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第2号 2006年12月
<特集>シンポジウム 歴史教育と歴史認識:現場からの報告
特集にあたって小谷 汪之

論文
子ども・若者の戦争認識とその背景小久保 貢
歴史認識形成の背景 ―埼玉の高校から―谷本 秀樹
ハワイ州における歴史教育
 ―日本の歴史認識と世界史認識のために―
鳥越 泰彦
歴史教育を現代社会から考える江里  晃
日韓歴史共同研究を素材に歴史認識に関わる交流の課題を考える糟谷 憲一
日韓の共通歴史教材作成に向けて木村 茂光

『広開土王碑文』「守墓人烟戸」条の再検討
 ―「新来韓穢」三六地域を中心に―
呉  吉煥
ザンディツェル:一八世紀後半バイエルンのホーフマルク構造と
 ホーフマルク裁判所の温情主義
下田  淳
時評 歴史叙述の行方下田  淳
追悼 峯岸賢太郎先生を偲ぶ落合 延孝
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第3号 2007年12月
<特集>シンポジウム 歴史学再考 ―社会史の現状をめぐって―
特集にあたって中野 隆生

論文
社会史研究から歴史知識学へ保立 道久
唐宋時代社会史研究の現状と課題・試論大澤 正昭
「サバルタン・スタディーズ」と南アジア社会史研究粟屋 利江
戦後歴史学と社会史喜安  朗

中世後期レーゲンスブルグにおける建築業と都市当局
 ―建築業規約の分析から―
小沼 明生
フランス第三共和政における児童保護の論理
 ―「不幸な子供」をめぐる議論を中心に―
岡部 造史

時評 考古学とジャーナリズム小野  昭
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第4号 2008年12月
<特集>シンポジウム 民衆運動と宗教
特集にあたって小谷 汪之

論文
幕末民衆宗教の歴史的意義 ―その再検討に向けて小澤  浩
植民地朝鮮におけるキリスト教系終末運動の展開と民衆
 ―燈台社事件を中心に―
趙  景達
宗教・政治運動と民衆・大衆
 ―戦間期におけるムスリム同胞団の事例を中心に―
大塚 和夫
1848年革命の中でユダヤ教徒は何を考えていたか(上)
 ―『オーストリア・ユダヤ中央機関紙』を読む
増谷 英樹

『太政官日誌』の発刊意図とその基本的性格
 ―「新政府」による江戸民衆意識掌握に関する基礎的研究の一環として―
奈倉 哲三
都市と農村の間
 ―20世紀イングランドにおける郊外化とその批判者たち―
       マーク・クラプソン(訳 椿健也・本内直樹)(著者紹介 中野隆生)

時評
高等学校「地歴教育」の方向性への私案松本 通孝
高等学校世界史教育に関して考えること重盛 裕美
【誤植の訂正】
  訂正1 重盛論文166頁10行目 「性と本人」→「生徒本人」
  訂正2 奈倉論文141頁英文レジュメ第2段落1行目
       「whichi」→「which」
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第5号 2009年12月
<特集>シンポジウム 「とき」の支配と時間意識
特集にあたって河原  温

論文
中国古代の「日書」にみえる時間と占卜
 ―田律の分析を中心として―
工藤 元男
イスラム暦をめぐる諸問題医王 秀行
なぜキリスト紀年は世界共通紀年になり得たのか(報告要旨)佐藤 正幸

時評 歴史教科書記述の改善を求める最近の動き石山 久男
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第6号 2010年12月
<特集1>地域世界論の新地平
特集にあたって小谷 汪之
故郷喪失者が問う地域―パレスチナ難民の現場から考える藤田  進
「中東論」の現在
 ―「大中東」構想と「イスラーム世界」論のはざまで
栗田 禎子
ウェールズとイングランド平田 雅博
古代東アジア世界論とその課題金子 修一
天朝「大清国」から国民国家「大清帝国」へ
 ―清末における政治体制再編と多民族ナショナリズムの起源―
千葉 正史
秀吉の朝鮮侵略における鼻切りと虚構の供養北島 万次

<特集2>歴史は誰のものなのか
特集にあたって小谷 汪之
「歴史」を領有する水稲農耕民北條 芳隆
歴史の争奪 ―中韓高句麗歴史論争を例に―古畑  徹
「トルコ革命史」は誰のものか新井 政美
国境地域へのまなざし、国境地域からのまなざし
 ―アルザス・ロレーヌの事例から―
西山 暁義
古代ギリシアの遺産の継承について
 ―『ブラック・アテナ』の余波のなかで考える―
桜井万里子

唐代越喜靺鞨の住地とその移動について赤羽目匡由
沖縄戦授業についての臨床教育学的アプローチ久保田 貢
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第7号 2011年12月
<特集>シンポジウム ダーウィン・進化論と歴史学
特集にあたって小谷 汪之

ダーウィンとマルクス・エンゲルス小谷 汪之
丘浅次郎の天皇制論と「苔虫的見地」
 ―「教育と迷信」と「理想的団体生活」を通じて―
佐貫 正和
黄禍論の預言者チャールズ・ピアソン橋本 順光
近代中国における進化論受容の多様性吉澤誠一郎

論文
一四二七年のカタストに見るフィレンツェの家内使用人濱野 敦史

時評
白頭山の噴火と広開土王碑文保立 道久
大河ドラマと日本史学
 ―「江―姫たちの戦国―」に寄せて―
福田 千鶴
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第8号 2012年12月
<特集1>古代東アジアの国家形成
特集にあたって木村 誠
国家形成の指標と日本古代史における画期川口 勝康
国家形成過程における前方後円墳秩序の役割
 〜考古学的成果から国家形成を考える〜
澤田 秀実
考古学からみた新羅の国家形成早乙女雅博
中国古代国家形成史研究の成果と課題小嶋 茂稔

<特集2>帝国とその遺産
特集にあたって前田 弘毅
帝政末期アムダリヤ流域の灌漑利権問題に関する一考察
―ラウザーン荘設立を巡るロシア=ヒヴァ・ハン国関係の変遷、一九一三―一九一五年―
塩谷 哲史
帝国から国民の河へ
 ―松花江をめぐる日中露の闘争、一八五八―一九四五年―
麻田 雅文
仏領インドシナにおける都市と労働―ハノイを事例に―岡田 友和

彙報 メトロポリタン史学会編『20世紀の戦争』を出版して白川 耕一
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第9号 2013年12月
<特集1>歴史におけるジェンダー―権力と女性
特集にあたって小谷 汪之
女院の成立と展開―ジェンダーの視点から―高松 百香
奥向研究の現状と課題福田 千鶴
維新変革とジェンダー ―再構築をめぐって―長野ひろ子
ドイツにおけるナショナリズムと女性の政治化姫岡とし子

<特集2>災害と歴史資料―現状と課題を考える
特集にあたって小谷 汪之
原子力災害と歴史資料
 ―福島県における地域歴史遺産救出の課題―
本間  宏
コメント1:防災の視点から歴史資料の保存を考える小川雄二郎
コメント2:「災害と歴史資料―現状と課題を考える―」に寄せて谷口  央
コメント3:考古学調査時に検出される災害痕跡について山田 昌久

論文
ルアリー・ウア・コンホヴァルと二人の侵入者たち
 ―中世後期アイルランドの政治的変容に関する一考察―
田中 美穂

書評
赤羽目匡由『渤海王国の政治と社会』河内 春人
佐藤公美『中世イタリアの地域と国家-紛争と平和の政治社会史-』濱野 敦史
須田牧子『中世日朝関係と大内氏』堀川 康史
清水有子『近世日本とルソン―「鎖国」形成史再考―』清水 光明
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第10号 2014年12月
<特集>区切って領有するということ―領土問題への歴史学的アプローチ
特集にあたって小谷 汪之

問題提起 土地領有権紛争と近代的私的土地所有
 ―尖閣諸島問題を通して
小谷 汪之
現在日本の国境問題を近世国際関係論の視座から考える荒野 泰典
積み重ねられる国境意識―ヨーロッパの歴史的経験から南塚 信吾

論文
カロリング時代における巡礼批判多田  哲

書評
上田誠二著『音楽はいかに現代社会をデザインしたか―教育と音楽の大衆社会史―』
古川 隆久
松本彰『記念碑に刻まれたドイツ―戦争・革命・統一』白川 耕一

時評
スコットランド独立住民投票に寄せて平田 雅博
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第11号 2015年12月
<特集>戦後の歴史と歴史学
特集にあたって白川 耕一

論文
戦後思想としての「戦後」史叙述
 ―1950年代史を焦点として―
戸邉 秀明
「朝鮮現代史」は可能か―解放前後史像の再検討―鄭  栄桓
歴史家の世代とドイツ連邦共和国の歴史像
 ―1950年代から現在まで―
白川 耕一

書評
山岡拓也著『後期旧石器時代前半期石器群の研究―南関東武蔵野台地からの展望―』
尾田 識好
中野隆生編著『20世紀の都市と住宅―ヨーロッパと日本』宮田伊知郎
中野隆生編著『20世紀の都市と住宅―ヨーロッパと日本』森下 嘉之
岩井淳著『ピューリタン革命の世界史―国際関係の中の千年王国論―』
山本信太郎

時評
戦争に向かう時代の「既視感」栗田 禎子
古代エジプト研究に関する現状と展望
 ―紀元前四千年紀の研究を中心として―
黒沼 太一

彙報 「若手研究者の集い」研究報告要旨(平成25〜27年)
戻る
第12号 2016年12月
<特集>近世・近代における都市と開発―環境史の視点から―
特集にあたって河原  温

論文
アルプス山脈・レヒ川流域における森林労働と木材運搬
 ―帝国都市アウクスブルクの史料から―
渡邉 裕一
風水都市・北京上田  信
近世房総の山林村落における林産物生産
 ―19世紀の岩槻藩房総分領を例に―
後藤 雅知
近世都市江戸の木材調達・用水整備について山田 昌久

コメント
渡邉報告徳橋  曜
上田報告渡辺 健哉
後藤報告吉田 伸之

論文
渤海王大武芸への官爵授与をめぐる二、三の問題赤羽目匡由

書評
帆刈浩之『越境する身体の社会史―華僑ネットワークにおける慈善と医療―』
福士 由紀
尾田識好氏の書評に答える山岡 拓也

時評 EU離脱からブリテン国家の解体へ?平田 雅博

彙報 「若手研究者の集い」研究報告要旨(平成28年)
戻る
第13号 2017年12月
<特集>現実社会と歴史学・考古学―発信力を取り戻せるか?―
特集にあたって源川 真希

論文
現代史のなかの日本近現代史研究の位置を考える
 ―歴史学は、世のため人のための役に立っているのだろうか?―
源川 真希
現代史研究と現実社会―フランスの場合―中野 隆生
現実社会と考古学―切り結ぶ局面の特質―小野  昭

コメント
社会からの要請、社会への発信
 ―ドイツ現代史研究の現場から―
矢野  久

書評
富田武『シベリア抑留―スターリン独裁下、「収容所群島」の実像―』
福地 スヴェトラーナ

時評
北朝鮮の核とミサイルへの韓国の反応渡邊  武

彙報
「若手研究者の集い」研究報告要旨(平成29年)
戻る
第14号 2018年12月
<特集>世界大戦と国民統合
 ―第一次世界大戦終結百周年に際しての再考察―
特集にあたって千葉 正史

論文
第一次世界大戦後の近代天皇制
 ―研究史の整理と方法の提起―
加藤 祐介
第一次世界大戦期の中国知識人と「愛国」の群集心理
 ―陳独秀を中心に―
小野寺史郎
世界大戦のトラウマ
 ―トルコの国民統合とセーヴル・シンドローム―
佐々木 紳

コメント
トルコの国民統合とギリシアの国民統合村田奈々子
シンポジウム「世界大戦と国民統合」によせて中嶋  毅

書評
中村元『近現代日本の都市形成と「デモクラシー」
 20世紀前期/東京・八王子市から考える』
源川 真希
小林昭菜『シベリア抑留―米ソ関係の中での変容―』
福地 スヴェトラーナ

時評
混迷するフランス佐々木 真

彙報
「若手研究者の集い」研究報告要旨(平成30年)

第15号 2019年12月
<特集>世界史の中の武人
 ―越境と帝国秩序―
特集にあたって ―武を担った人びとの「ユーラシア的展開」―前田 弘毅

論文
日本における武士の発生・武家政権の成立と荘園制鎌倉 佐保
朱耶氏と沙陀三部落
 ―唐代の代北におけるテュルク・ソグド軍団―
山下 将司
ムガル帝国宮廷における贈与儀礼とマンサブ制度真下 裕之
近世ヨーロッパの軍隊と貴族の紐帯
 ―17世紀の神聖ローマ帝国と傭兵隊長ガラッソを例に―
斉藤 恵太

コメント
武人と朝鮮史須川 英徳
シンポジウム「世界史の中の武人」によせて杉山 清彦
前近代社会における武人と軍事佐々木 真

論文
レンスターのウィリアム・マーシャル家
 13世紀アイルランドにおけるイングランド人領主や現地の王たちの闘争
田中 美穂

書評
古畑徹『渤海国とは何か』赤羽目匡由

彙報
「若手研究者の集い」研究報告要旨(令和元年)

第16号 2020年12月
<特集>伝統社会と植民地支配
特集にあたって中野 隆生

論文
19世紀末〜20世紀初頭、朝鮮における諸権利の整理について
 ―研究動向と今後の展望―
大沼 巧
インドの伝統社会とリベラルなイギリスの植民地支配
 ―1830〜1900年代における行政と司法の対立に着目して―
稲垣 春樹
車輪は回る
 ―1860年代の仏領アルジェリア政策における平等の問題―
工藤 晶人

コメント
稲垣春樹報告に対するコメント木谷 汪之
大沼報告へのコメント
 ―台湾社会経済史の成果を手がかりに―
都留 俊太郎
フランス植民地研究のあり方をめぐって岡田 友和

研究ノート
1355年のカール四世のピサ入市濱野 敦史

史料紹介
「ユダヤ学生ジャーナリストの革命日記」を読む
 ―新発見の1848年ウィーン革命史料―
増谷 英樹
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投稿規定

本会では、会員の皆様の積極的なご寄稿をお待ちしています。広く、歴史研究・教育の諸領域にかかわる内容のものを求めます。

(1)本誌は、年一回12月に発行するものとし、原稿の締切は、毎年8月末とする。
(2)投稿資格は、原則として会員に限る。ただし、編集委員会からの依頼原稿に関してはこの限りではない。
(3)投稿言語は、日本語または英語とする。
(4)投稿原稿は、歴史学・考古学、歴史教育の分野に関する以下の種目のものとする。
1論文(図表を含み、24,000字以内;英文の場合は、8,000語以内)
2研究ノート・史料紹介(同 12,000字以内;英文の場合は4,000語以内)
3学界動向(8,000字以内;英文の場合は2,700語以内)
4書評(4,000〜8,000字)
5時評・提言(4,000字以内)
(5)論文、研究ノート(投稿は縦書き、横書きいずれも可であるが、雑誌刊行時には縦書きとなる)には、欧文で要旨(300語以内)を添付する(原文が英文の場合は日本語要旨800字以内)。また目次用の英文タイトルを付記する。
(6)原稿は、編集委員会が採否を決定する。その際、論文、研究ノートについては、編集委員会および編集委員会が委嘱した査読者の審査を経る。
(7)著者校正は、再校までとし、校正時における文章の大幅な変更は認めない。
(8)注は、末尾にまとめる。
(9)原稿は原則として、印字された原稿とともに、電子媒体で提出する。
(10)原稿(表、図を含む)は、コピー3部及び送り状*(1部)を添えて提出する。
(11)掲載の論文、研究ノート・史料紹介、学界動向、書評については、別刷り30部を進呈する。
(12)原稿の送り先、照会については、
〒192-0397 東京都八王子市南大沢1−1
東京都立大学 人文社会学部
人文学科 歴史学・考古学教室 ?橋研究室気付
   『メトロポリタン史学』編集委員会
Tel:042-677-2116(?橋研究室) Fax:042-677-2117
E-mail:r_takahashi●tmu.ac.jp(?橋研究室)
   ●を@に変えてください。

*送り状はこちら(Excel版PDF版)からダウンロードしてください。


メトロポリタン史学会会報

第1号(2005/06/23)   第2号(2005/10/28)   第3号(2006/08/01)
第4号(2007/03/20)   第5号(2007/10/15)   第6号(2008/03/20)
第7号(2009/03/10)   第8号(2009/11/20)   第9号(2010/03/25)
第10号(2010/11/16)   第11号(2011/09/29)   第12号(2012/03/30)
第13号(2012/10/09)   第14号(2013/08/29)   第15号(2014/03/06)
第16号(2014/10/24)   第17号(2015/03/26)   第18号(2015/09/18)
第19号(2016/03/26)   第20号(2016/09/09)   第21号(2017/03/16)
第22号(2017/09/26)   第23号(2018/03/29)   第24号(2018/09/18)
第25号(2019/03/16)   第26号(2020/03/19)  


活動


総会・大会

2005/04/23(土) 設立総会
2006/04/22(土) 第2回総会
2007/04/21(土) 第3回総会
2008/04/19(土) 第4回総会
2009/04/18(土) 第5回総会
2009/04/17(土) 第6回総会
2011/11/26(土) 第7回総会
2012/04/21(土) 第8回総会
2013/04/20(土) 第9回総会
2014/05/17(土) 第10回総会
2015/04/16(木) 第11回総会
2016/04/23(土) 第12回総会
2017/04/22(土) 第13回総会
2018/04/21(土) 第14回総会
2019/04/20(土) 第15回総会
2020/11/21(土) 第16回総会 ※Zoomにてオンライン開催
2021/04/17(土) 第17回総会 ※Zoomにてオンライン開催
2022/07/30(土) 第18回総会 ※対面およびオンライン開催
2023/11/18(土) 第19回総会 ※対面およびオンライン開催

シンポジウム

2005/04/23(土) 創立記念シンポジウム「歴史の中の大都市」
2005/11/26(土) 第1回秋季シンポジウム
         「歴史における人の移動とネットワーク」
2006/04/22(土) 第2回大会シンポジウム
         「歴史教育と歴史認識:現場からの報告」
2006/11/25(土) 第2回秋季シンポジウム「いま社会主義を考える」
2007/04/21(土) 第3回大会シンポジウム「歴史学再考」
2007/11/17(土) 第3回秋季シンポジウム「地域世界論の新地平」
2008/04/19(土) 第4回大会シンポジウム「民衆運動と宗教」
2008/11/30(日) 第4回秋季シンポジウム「歴史は誰のものなのか?」
2009/04/18(土) 第5回大会シンポジウム「時の支配と時間意識」
2009/11/28(土) 第5回秋季シンポジウム「ダーウィン・進化論と歴史学」
2010/04/17(土) 第6回大会シンポジウム「20世紀の戦争―その世界史的位相」
2010/11/20(土) 第6回秋季シンポジウム「古代東アジアの国家形成」
2011/11/26(土) 第7回大会シンポジウム「帝国とその遺産」
2012/04/21(土) 第8回総会大会シンポジウム「歴史におけるジェンダー」
2012/11/17(土) 第7回秋季シンポジウム「災害と歴史資料」
2013/04/20(土) 第9回大会シンポジウム「区切って領有するということ」
2014/05/17(土) 第10回大会シンポジウム「現生人類の北東アジアから日本への最初の進出」
2015/04/16(木) 第11回大会シンポジウム「戦後の歴史と歴史学」
2016/04/23(土) 第12回大会シンポジウム「近世・近代における都市と開発」
2017/04/22(土) 第13回大会シンポジウム「現実社会と歴史学・考古学」
2018/04/21(土) 第14回大会シンポジウム「世界大戦と国民統合」
2019/04/20(土) 第15回大会シンポジウム「世界史の中の武人」
2020/11/21(土) 第16回大会シンポジウム「伝統社会と植民地支配」
2021/09/25(土) 第17回大会シンポジウム「前近代世界における宗教運動と文化交流の諸相」
2022/07/30(土) 第18回大会シンポジウム「考古学と戦争」
2023/11/18(土) 第19回大会シンポジウム「歴史教育の現状と課題─「歴史総合」を手がかりに─」

歴史探訪

2006/10/08(日) 第1回歴史探訪「安重根と柳宗悦」
2007/10/07(日) 第2回歴史探訪「戦争の記憶をたずねて」
2008/10/12(日) 第3回歴史探訪「東京のムスリムとイスラーム施設」
2009/10/11(日) 第4回歴史探訪「軍艦三笠と猿島海軍要塞跡」
2012/05/20(日) 第5回歴史探訪「江戸城の遺跡を訪ねて」
2013/10/06(日) 第6回歴史探訪
         「登戸研究所にみる旧日本陸軍「秘密戦」の実態」
2014/12/07(日) 第7回歴史探訪「国立ハンセン病資料館見学会」
2015/10/04(日) 第8回歴史探訪「江戸東京たてもの園見学会」
2016/10/08(土) 第9回歴史探訪「市川市の史跡を巡る」
2017/10/07(土) 第10回歴史探訪
         「平安・鎌倉時代の武蔵国の霊場真慈悲寺の見学」
2018/10/06(土) 第11回歴史探訪「府中の史跡を巡る」

書評会・研究会

2005/07/18(月) 第1回書評会
         『国民国家と帝国―ヨーロッパ諸国民の創造』
2006/01/28(土) 第2回書評会『歴史における知の伝統と継承』
2006/07/22(土) 第1回研究発表会
2007/02/03(土) 第3回書評会
         『ブリュージュ―フランドルの輝ける宝石―』
2007/07/14(土) 第2回研究発表会
2008/06/28(土) 第4回書評会『歴史のなかの移動とネットワーク』