Microsoft Wordを使った文書編集(続)

本日の内容

前回はワープロソフト起動, ウィンドウ構成, コマンド実行法(三種)に始まり, 文書の作成開始, 基本操作のポインタ移動とコピー・カット・ペースト, ワー プロ特有の文書表示とオートコレクトの選択, そして文書の保存や終了を学び ました. また実際に例文を入力して, 文字のフォント・サイズ・スタイルの 変更, 段落表示の方法, ページ設定, 図の貼付, ヘッダ・フッタの設定を学び ました. これにより文書の簡単な整形はできるようになりました.
今回は, 文章の各種の配置と表の作成を覚えます. それらの方法を用いて次 回と併せて実習時間で文書整形編集の提出課題を完成させ ます.

書類作り実習2

チラシ作成 (初期原稿の入力)

例文()を新規書類として作成します. なお例文に 書かれている内容はすべてフィクションです. 一部現存する組織, 個人名に 酷似しているものもありますが, それは単なる偶然にしかすぎません.

Wordのファイルメニュー→新規作成→(作業ウィンドウの)「白紙の文書」を選 びワードに打ち込んでください. スタイルは標準です. 文字のフォントはMS 明朝, サイズは10.5ptです. この文字設定はWordの標準設定です.

ページ設定は初期設定をそのまま. 保存は再びマイドキュメントにMyWordの なかに「講習会お知らせ.doc」とします. このファイル(文書)はあとで書式, フォントスタイル変更以外に表の挿入という観点から発展させます. 『』の 入力, 〒記号, 箇条書き入力さらに箇条書き終了処理に注意してください(2行 目以降の◇).

書式設定

この例文からフォント, 文字スタイル, 文字配置をまず設定します.

以下のように:

  1. 文字配置を1行目右寄せ
  2. 2行目, 3行目文字配置は中央揃え
  3. 2行目, MSゴシック, 14pt
  4. 3行目, 14ptHG創英角ポップ体
  5. 4行目, 改行する
  6. 18行目, MSゴシック体

ここまでのできあがり

インデント設定

ここでルーラーについて説明します.


のことです.

ここで特に注目すべきはインデントマーカーです.

これらは以下の意味を持っています.

ということを理解したうえで以下の設定をします.

  1. 「高度情報化社会の現在…」の段落のどこかににポイント.
  2. ルーラーの左インデントで右方向約3文字分ずらし,
  3. 右インデントで同じく約3文字分左シフトさせる.

ここまでのできあがり

表の作成

以下のような表を作りこみ◇で始まる箇条書き部の前に入れましょう.

以下の順序で作成します.

最終仕上がり原稿

最終の形

書類作り実習3

web検索過程の詳述

Web検索課題2を行います. あたえられたヒ ントから検索を行い, 解(こたえ)を得ます. 解を提示すると共に検索して最 終解にたどり着いた経緯を詳述する文を各設問に対して書き上げてください. 文書はWordで作ります. そして以下のように文書の書式設定をしてください.

課題名等の設定

「Web検索課題」とします. セクションタイトルは質問の文を要約する形で適 当に名前付けする, 例えば問題1だとすると「広島プロサッカーチームの旧母 体企業」, 問題2は「絶対擬素数の別称と例」, あるいは問題6は「ある歌詞の 英語の唄について」などのように.

フォント, サイズ, スタイル設定

各問について文字数は300字程度とする. この「程度」 という表現に適切な分量と内容の文章とする事も重要な情報リテラシであ る.

ヘッダとフッタ

ヘッダ(位置は自由で)日付(挿入→日付と時刻…)を西暦で例えば200x年月y月 zz日入れて, 改行し学修番号, 名前, 所属を入れる. スタイルはヘッダ, フォ ントはMSPゴシック, 10.5pt(標準).

フッタは挿入→ページ番号で, ページ番号を1, 2, 3…と, 中央部に入れる.

質問, あるいはあやまりなど見つけたら授業担当教員または担当のチュータに 連絡して下さい.


$Date: 2006/05/18 12:32:53 $+ 9:00:00 (JST)