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表計算ソフトとは、表の行、列を使って情報を整理していくものです。 たて、横に連なるデータをまとめ上げ計算し、新たな情報を生み出そうとするものです。 そのために表計算の単位であるセルを理解し、セルの所属する行、列の概念を理解しなければなりません。
Wordのようなワープロソフトとは違い縦横細かく仕切られた空(から)の表が新規書類として表れます。 この1枚をワークシート と呼びます。 一番左の数字は行ラベル。一番目の行には列ラベルのアルファベットが書かれています。 各四角をセルと呼びます。現在操作の 対象となるセルを現行(アクティブ)セルといいます。あるセルをアクティブにするには そのセルをクリックします。 アクティブセルは 太線でセルが囲まれていると同時にそのセル名(アドレス)が一番上の左に 列・行で表示されています。
ワークシートは複数1つのファイルに作成できます。初期設定ではその数は3枚です。
その数は増やせたり減らせたりできます。後で述べるExcel数値処理では行、列の2次元処理のみでなく他のワークシートの データとの計算も行えるので3次元数値処理が可能となります。
上記の例でいくと、アクティブセルアドレス表示の右側の行がデータ入力バーとなります。×と∨の入った枠があり、 現在のアクティブセルの内容(データ)が表示されています。
×は、取消ボタン、∨は入力ボタン。 データを入力するには
表内をセルからセルへ移動したりデータの入力を素早く、煩わしくなくさせるための手段があります。
■アルファベットキーのEnter | 1つ下のセルへ移動 | |
■Tab | 1つ右のセルへ移動 | |
■矢印(→↓↑←) | 指定された矢印の方向へ1つセル移動 | |
■テンキーのEnterあるいは∨(チェック) | 現行セルに留まり |
以下のことを実際に行ってください。
最終的に以下の表となるものを作ってみよう。元データは http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2004np/index.htm#05k16-bから とってきたものである。公開されている。総務省統計局が平成12年度の 国勢調査をもとに平成16年10月1日の日本の人口を集計したものである。ここでいう人口とは日本国籍を持たない人々も含まれています。
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今は列A、B、C、Dの幅を90ピクセル程度に拡げておこう。
セルB1からD1、セルB2からD2、セルB4からD4までをそれぞれをマージ(統合)させて1セルとする。
まずB1からD1をアクティブセルとして選択する。そして 以下の2つの方法あり2の方法がこの場合はかなり便利、だけど1の方法は基本として覚えておかなければならない。
- 書式メニュー→セルかショートカットctrl+1でセルの書式→配置タブ→セルの結合を選択、文字の配置で横位置は中央揃え
- セルの結合、中央揃えを1回で行う方法あり。 B1からD1を選んでおいて以下のツールボックスの1番右をクリック。
B2からD2、B4からD4も同様にセル統合する。
縦方向にセルもマージできる。A2、A3を統合させよう。
書式メニュー→セルで配置タブ →文字の配置→縦位置を中央揃えにセットする。ここまでの出来は以下のようである。
たとえばb5は=c5+d5となるので、b5をアクティブセルにして=c5+d5といれる(半角で)。データの先頭が半角で「=」の場合、 自動的に数式処理モードになる。
同種の計算をb6からb14まで適用。そのためb5のアクティブセル右下の 黒い小さな四角をマウスでポイント。 左ボタンを押しながらセル囲みの四角を下に拡張b14まで。以下のようである。
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続いて男、女の総計(Sum)をc14、d14に計算していれよう。そのためセルc5からc13まで選択しよう。ここでの選択は 通常のドラッグ。オートフィルドラッグではないことに注意。 そして以下に示すような総和(サム)ボタン(左から2番目ギリシア文字の煤jをクリック。
総和がc14に自動的にはいる。女のデータも同様に。これで男女の総計も計算される。
まずマイドキュメントフォルダに「my Excel」フォルダをつくりそこにExcelファイルは保存するようにしよう。 ファイルメニュー→上書き保存、名前を付けて保存、ファイル名は「rensyu」です。その後に「.xls」をExcelは自動的に補ってくれます。
e3にタイトル「男女差」と入力、e5からe14まで対応する年代の男女の人口の差を計算してデータを埋めよう。f3を「男女比」として 各年代の女の人口÷男の人口を計算しよう。除算記号は/(スラッシュ)である。ちなみに乗算記号は*(アスタリスク)。
同じようなものだけど少し変わった視点で表作りをしましょう。四則演算や総和、オートフィルも再び練習します。多少(1)の練習と 重複するところもありますが何回も練習・確認することにより技術を磨きましょう。 以下の表を前回作ったrensyu.xlsのsheet2に入力しますが、その前にセルの表示形式を設定します。
ここでデータ入力前にセルB3からE12までの書式を通貨とします。そのために
それでは上のデータを入力してください。しかしデータには\5,000とあってもそのように入力せず、単に5000と入れます。excelが通貨表示に指定された セルへの入力には自動的に通貨記号、カンマを補ってくれます。入力が終わったら少し集計計算を行い、さらに 簡単な整頓をおこない表を完成させましょう。。
上記操作で6行目のアルコール分支出、e列目各項目月総和は練習として用意した項目、 数字に意味はないので以後データクリアしてもかまいません。
表の表示に工夫して Excelで作った表を表計算のためのものだけでなくレポート用、プレゼント用に利用することを考えます。
行、列の点線を実(点)線で囲む
まず印刷したい範囲を選択(セル、行、列の選択)。例えば上の例ではa1からe12まで。 そして<ファイル>メニューから<プリント範囲>→ <プリント範囲指定>
実際に印刷する前に、刷り上がりの確認をとります。 <ファイル>メニューから<ページプレビュー>を選ぶ。
以下は先ほど作った表の印刷プレビューです。印刷範囲はa1からd12です。表示工夫は何もしていません。
これでも十分ですが、もう少し工夫したほうがいいかもしれません。
あるいは