第5回 2005年5月18日 Microsoft Wordを使った文書編集

Word(2003)の概要

Wordの起動

タスクバー→スタート(クリック)→プログラム→Microsoft Office→Microsoft Word

ウィンドウ構成

各部の名称

またコマンド操作によっては以下のような作業ウィンドウが上のウインドウの右に表示されることがある。(スペース倹約などで) 表示させたくないときはこのウィンドウのクローズボタンを押す。 表示はメニューの表示→作業ウィンドウで設定。

コマンド(操作)の実行

文書の作成と保存

文書の作成

基本操作

文書の保存

Microsoft Wordで文章を記していてもそれはウィンドウ上に文字のパターンをおいているだけで、 (システムクラッシュなどの障害で)ウィンドウが消えてなくなるか、固まってしまえば入力文字列は消えてなくなります。 永久的な保存をするためにはそれなりの操作を必要とします。 またそれは頻度を高くして行うべきです。そうすると予期せぬクラッシュでも被害を最小限にとどめて置けます。

Wordの終了


書類作り実習1

ここで標準的な文書作成工程をたどりましょう。 少し長い文章を打ち込み、書類の書式を整形します。最終的に図も挿入させます。そしてヘッダー、フッターも入れて仕上げます。

文章:「WWWの仕組み」を新規書類として作成します。

とにかく文字を打ち込む

  1. 新規ドキュメントウィンドウを出そう。ここに課題文章を「手で」写し取ることにより自分たちのWordファイルにしていきWord学習のたたき台にしよう。

  2. 途中の図はまず無視してください。文章のみまず打ち込む。

  3. 文字はフォント、サイズ、スタイルと何種類か利用されているようですが 最初はすべて「MS 明朝文章」(日本語)「Century」(英文)「10.5pt」の標準スタイルでだけ打ち込んでください。

  4. 文章は段落分けで改行するときのみEnterキーで改行します。段落第1行目のスペース(インデント) も無視して結構。

  5. 文字のフォント、サイズを標準スタイル設定や他のスタイルで変更したい場合

    書式設定ツールバーの先頭部分か書式メニュー→フォントで以下のような ダイアログのもとで操作します。このダイアログはWordで「見た目がよい」文書を作る場合とりわけよく利用することになるダイアログです。 親しんでおいてください。とりわけフォントの種類、サイズ、フォントのスタイルについてはよく理解しておくことが大事です。

  6. 改行以外の文章の構造は無視してください。

  7. 保存します。保存はマイドキュメントにMyWordというフォルダを作りそのなかに。 ファイル名は(たとえば)www(.doc)としてください。

ここまでのできあがり

文字のフォント、サイズ、スタイル設定

  1. 最初の行(WWWの仕組み)を選び見出し1とスタイルを指定します。以下のように。
  2. そしてフォントサイズを14ptとします。

    ここまでで見出し1の標準設定であるフォント (Arial+MSゴシック)でサイズ14ptの見出しが完成です。
  3. 次に全部で4つあるセクションタイトルを見出し2のスタイルと設定します。
  4. 見出し2のフォントサイズは12ptとしてください。 これで見出し2はArial+MSゴシック、12ptの設定となります。

ここまでの状態

段落表示形式の設定

  1. 通常の文書はインデントを設定します。各段落1行目の最初は他の行より2文字右よりに設定 する。そのために
  2. 最初のセクションの最初の段落の先頭にポイントし、書式メニュー→段落…をえらび以下のようにインデントと行間隔タブ のインデントの最初の行を「字下げ」に、幅を「2文字」と設定する。そしてOKとする。
  3. 新しいスタイル(標準+最初の行:2字)ができる。
  4. 以下すべての段落の先頭にスタイル「最初の行:2字」を適用してください。

ページ設定

ファイルメニュー→ページ設定…で文字数/行、行/ページ、左右上下余白サイズ(トンボ位置)の設定が などができます。この操作で以下のダイアログが出てくるので行数/ページを36から40にしてください。

図の貼り付け

以下の図を自分のフォルダに取り込んでください。

  1. そのためにはブラウザでこの図の上にポインタを合わせ右ボタンをクリック。
  2. そして名前を付けて画像を保存...というのを選びます。
  3. 保存する場所を今現在文書を保存しているフォルダにします。
  4. 図の名前はどうでもいいですが、たとえばwwwfig(.gif)とします。.gifは付けなくてかまいません。 これは我々が作成した図であるので著作権とかは気にしなくていいです。

  1. wordのwww.doc文書に戻ります。
  2. 「WWWの実現とサーバの役割」の前に1行空けて行頭をポイントします。
  3. その行は「標準」スタイルにしておく。
  4. 挿入→図→ファイルから...を選びます。挿入すべき図を選択。図を入れます。
  5. 図が左寄せになっているようであれば書式ツールバーから中央揃えを選び中央に配置します。
  6. 図の大きさを以下のツールボックス右から3番目をクリックすることにより指定します。 このダイアログは図をクリック(選択)することによって表れます。
  7. 例えば以下のように縦横の比を保ったまま、80%程度に縮小させます。

ここまでの形

ヘッダーとフッター

最後にどのページにも共通に表れるヘッダー、フッターを整えましょう。 表示メニュー→ヘッダーとフッターを選択。本文はグレイになりヘッダーとフッターが強調されます。 そこに以下のように学修番号、名前を入れます。

そして挿入メニュー→日付と時刻…から西暦で今日の日付を入れます。この日付は一見手でタイプ入力したのと 変わりなく見えますが文書を開くたびにその日の日付に自動更新されることに注意してください。

最後にヘッダー幅、全幅で直線を引きます。直線は下部ツールメニュー左にある以下の直線アイコンをクリック して水平線をヘッダー内文字下部に引きます。

そしてヘッダーが出来上がります。

次に↓をタイプしてフッターにいきます。ここの横中央にページ番号を入れます。 挿入メニュー→ページ番号…で操作します。
最終の形


書類作り実習2

例文(を新規書類として 作成します。 Wordのファイルメニュー→新規作成→(作業ウィンドウの)「白紙の文書」を選びワードに打ち込んでください。 スタイルは標準です。文字のフォントはMS 明朝、 サイズは10.5ptです。この文字設定はWordの標準設定です。

ページ設定は初期設定をそのまま。保存は再びマイドキュメントにMyWordのなかに「講習会お知らせ.doc」 とします。このファイル(文書)はあとで書式、フォントスタイル変更以外に表の挿入という観点から発展させます。

質問、あるいはあやまりなど見つけたら編集者まで
Special thanks to Prof. Fukunaga