ここではマイクロソフト社製の日本語入力システムIME(Input Method Editor)を利用します。 ほかにATOKというのもWindowsシステムでは広く使われています。IMEの詳細については http://www.microsoft.com/japan/office/ime を参照してください。
以下のような2つの小さなウィンドウ(ツールバー)がデスクトップ上にあります(下左図)。 場合によっては2つが1つにまとまっている場合もあります(下右図)。 日本語入力を利用するアプリケーションにもよります。 また両者とあるいはどちらかひとつ(言語バーがそう設定されることが多い) がタスクバーの右隅に押し込まれている場合もあります。 設定により異なりますがいずれにせよ図に見えているのと同様なアイコンが どこかに表れているはずです。また設定を変更することもできます。 もっとも入力モードは"A"ではなく"あ"となっているかもしれません。
以下の図とその下の表の対応を見てください。
あるいは
キーボード並び qwertyモード(日本語=英文タイプ並び)かその他(azerty) 入力方式 MS-IMS2000かMS-IME Standard2003の選択 入力モード 半角、全角、ひらがな、カタカナ、英数字の設定変更 変換モード 漢字(無)変換方式の設定 IMEパッド・漢字辞典 特殊文字、難読漢字の入力のアシスト 単語・用語登録 辞書に薪単語登録 プロパティ・環境設定 動作環境の設定 ヘルプ CAPS、カナキー キーボードの物理的状態:Caps Lockキー設定、
かな文字入力設定(Alt+カタカナひらがなキー)
なお上の右図でIMEパッドの右のアイコンは単ににツールと呼ばれています。ここをポイントしてクリックすると以下の左図から右図のように変化し プロパティや単語・用語登録が選択できます。さらに辞書ツールもここから直接選択できます。
そしてツールをクリックすると→
MS-IMEバーー→(あ)あるいはAと表示されている→入力モード→ひらがな、全角カタカナ、全角英数、半角カタカナ、半角英数、直接入力のいずれかを選択
通常日本語はひらがな(あ)、アルファベットは直接入力(A)を利用。キーボードの半角/全角で切り替えられる。半角は用いないようにする。
MS-IMEツールバー→入力方式→プロパティでダイアログ画面より設定
ローマ字、ひらがな入力の切り替えなど。
バックスペースキーでの文章の修正:ポインターの左側から消去
デリートキーでの文章の修正:ポインターの右側から消去
編集→元に戻す、ctrl+zキー
kikounokawarimenihatyuuisimasyou
きこうのかわりめにはちゅういしましょう
入力した文字の確定前(enterキー打鍵)に入力し操作対象になっている文字列の型を変えられます。
機能キー
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変換される文字型
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スペースバー
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漢字
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F6
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全角ひらがな
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F7
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全角カタカナ
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F8
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半角カタカナ
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F9
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全角英数
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きこうのかわりめにはけんこうにちゅういしましょう。→ 気候の変わり目には健康に注意しましょう。
かれはいしゃかな、またはいしゃかな。 → 彼歯医者かな、または医者かな。
Windowsベースの情報教育システムでは以下の3つのテキストエディタが利用可能です。テキストエディタとはテキスト (JIS漢字コード、ASCIIコードなど)のみがデータとして入力されている(あるいは入力しようとしている)ファイルの 編集するものです。いわゆるワープロアプリケーションによって作られるファイルには テキスト以外にさまざまな付加情報が含まれているのでテキストファイルではありません。
メモ帳(マイクロソフト製、Windows系には必ず付いている、別名notepad) | |
秀丸(シェアウェア) | |
TeraPad(フリーウェア) |
上のエディタのいずれかひとつを用いて日本語入力実習をします。指示に従い(あるいは自分が気に入った)エディタを起動させてください。 このエディタを使って以下のページに書かれている例文3つ([A]、[B]、[C])を日本語入力してください。どの例文を入力すればいいかは 指示に従ってください。
[A}は日本語入力入門です。[B]は日本語ばかりでなく英字、数字、特殊文字の入力もします。[C]は難読文字が含まれています。それを どう取り扱うかです。
例:
05123456 吉田義男
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以上、もしすべての例文を作り上げて上にあるように保存すると マイドキュメントには以下のように作った各文書ファイルに対応した1つのアイコンが表示されていると思います。 このアイコンは拡張子”.txt”として名前付けされたファイルをシンボル化しています。
これらを用いて次にファイル・フォルダ管理について学んでいきます。
今後さまざまなアプリケーション(WordやExcelやPowerPointなどのプログラム)でさまざまなファイルを作りますが、 それぞれ異なる拡張子(小数点以下、標準的には3文字のコード、例えば.txtのように)が保存するとき指定したファイル名の後ろに自動的に付きます。 各拡張子はファイルがどのようなファイルであるかを示しており、 どのアプリケーションで使われるかが指定されます。 拡張子ごとにそのアイコンも登録されていてフォルダの中を見るとさまざまなアイコンが保存されています。 これは後々確認しましょう。
マイドキュメントには皆さんが作成したファイルがその他システムで必要なフォルダとともに格納(保存)されています。 マイドキュメントをまだ開けていない人は以下のアイコンをダブルクリックで開けてください。
なおフォルダ(今の場合マイドキュメントというフォルダ)を開けるためにダブルクリックするということはアプリケーションプログラム 「エクスプローラ」が起動されることを意味します。このアプリケーションはフォルダ・ファイルの管理全般を担当します。 ふだんあまりエクスプローラを利用しているということを意識しませんが、実はPCの中で非常に多く用いれているアプリケーションです。 ちなみに スタート→プログラム→アクセサリ→エクスプローラ とするとエクスプローラが起動されマイドキュメントフォルダが表示されます。
以下に示したのはある人のフォルダです。マイドキュメントフォルダに直接文書ファイルを置かず、 さらにサブフォルダを置き各種の文書を仕分けして分類してしまっています。 さらにあるフォルダによってはまたそのなかにフォルダがあり分類が細かくなされているものもあります。
さらに「情リテI」 なるフォルダを開けてみる(=ポイントしてダブルクリック) とさらにフォルダがあります。そのなかの一つ「2005」というフォルダも開けてみました。
→
ここに今まで作った文書が置いてあります。このようにマイドキュメントのフォルダの先頭に あらゆる文書を闇雲に置いておくのではなく整理分類しておくようにします。 とくに在学中数年間このPC教室で授業を受け、また自分自身の活動にも使おうとするなら 早くから文書の分類仕分けを心がけましょう。以下の図のようにファイル/フォルダを階層的に「木構造」の形で整理するのが 鉄則です。といってもなかなかきちんと分類できない場合もあるいにはありますが。
先ほど作ったテキストファイルnihongoa.txt、nihongob.txtあるいはnihongoc.txtを使ってファイル・フォルダの基本操作を学びます。
今までマイドキュメントにあったファイル(複数)をフォルダ「情報リテラシーI」に移動させます。
ファイルの削除は基本的にファイルのコピー、移動と同じ操作で行います。ファイルの行き先はごみ箱です。