平成15年度前期 応用数学T(修士)・応用数学特論I(博士)

時間割:金曜4限
教室:RK101

授業概要

 代数多様体の極小モデル理論について概説する。特に、曲面の極小モデルについて説明し、高次元の場合にも触れる。理論の概観を説明することを重点に置き、完全な証明についてはテキスト・論文による自習にゆだねることもある。

テキスト

川又雄二郎著「代数多様体論」(共立出版 21世紀の数学)ISBN4-320-01571-1

参考書・教材

講義中に適宜指示する。

試験・成績評価

出席およびレポートによる。試験は行わない。
 4/18 第1回:1 代数多様体の定義 (1.1〜1.5)
 4/25 第2回: (1.6〜1.10)
 5/ 2 第3回:続き、2 特異点の解消
 5/ 9 第4回:3 交点数と数値的幾何
 5/16 第5回:4 被覆空間とホッジ理論の応用
 5/23 第6回:5 代数曲面の分類
 5/30 第7回:6 固定点自由化定理と極小モデル予想

LABO研究室へ戻る