セラピストにむけた情報発信



第1回リハビリテーションのための姿勢運動制御研究会





2018年9月19日
9月15日に畿央大学にて,第1回リハビリテーションのための姿勢運動制御研究会が開催されました。この研究会は,畿央大学公募研究会として企画された研究会です。第1回のイベントにもかかわらず,参加登録者138名,一般演題25題という充実したイベントでした。プログラムはこちらをご覧ください

私はトップバッターとして60分間の講演を担当いたしました。主催メンバーの石垣智也氏より,今回の話題提供では未成熟な研究を取り上げてほしいとのリクエストを頂きました。「講演に対して受け身で終えることなく,盛んなディスカッションが交わされ,若手のコミュニティから業界に発信しているような関係づくりのきっかけとなるよう運営したい」というのが,石垣氏はじめ,主要メンバーの先生方の狙いです。

こうした想いに応えるべく,研究を行うにあたっての経緯や迷いなど,気軽に指摘しやすいポイントを増やす内容にしました。参加者の方々が多く質疑を出してくださったため,フロア全体の協同作業として,主催の皆様のリクエストに答えられたと思っています。

岡田洋平先生の講演,また4名の主要メンバーの方々の若手講演は充実した内容でした。また一般演題のポスター発表は90分ではとても足りないほど,良い議論ができる情報がたくさんありました。ポスター発表のクオリティの高さがこの研究会の価値を高めてくれたと感じます。

研究室からは,渡邉諒君がポスター発表してくれました。「歩行中の物体知覚 -モノの形状に適応した動作に貢献する触覚情報の検討- 」というタイトルでの発表です。渡邉君は1週間前の生態心理学会でのシンポジウム発表など,精力的に研究のアピールを行ってくれています。日々成長の跡が見え,頼もしく思います。

主催者の皆様,参加者の皆様,第1回の研究会の大成功おめでとうございます!





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