セラピストにむけた情報発信



講演@千葉県理学療法士会学術局主催研修会




2018年3月12日
3月11日に,千葉県理学療法士会学術局主催の研修会で話題提供をしました。

樋口(研)のスタッフであり,本年度博士号を取得予定の室井大佑氏が,学術局のスタッフの一人としてこの機会を作ってくれました。教え子の司会進行のもとで話題提供ができるのは,この上ない幸せです。

知覚・認知から見た運動制御の制御と学習というタイトルのもと,3時間にわたり発表しました。4つのセクションに分けて話をしました。
  • 知覚的調整という発想
  • 姿勢と歩行における2つの知覚的調整様式
  • 隙間通過行動からわかること
  • デュアルタスク能力と転倒
会場には200名を超える参加者が来てくださり,皆様熱心に聞いてくださいました。また,参加者の中には,同じく樋口(研)で博士号を取った川崎翼氏(了徳寺大学)も参加してくれました。合間の時間を使って近況報告をする機会もあり,さながらプチ同窓会となりました。

研修会ではもう一人の講師として,鹿屋体育大学の中本浩揮氏が話題提供されました。私がサバティカルを取った時には1週間お邪魔するなど,良い関係を築いている友達です。スポーツ心理学領域の研究者ですが,「動きを見る仕組み」として話される内容は,リハビリテーションの問題にも直結しうる内容です。今後,中本氏が今まで以上にセラピストの方々に注目してもらえるきっかけになればと思っています。


     
     


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