【アーカイブ:2006-2007年】 セラピストへ向けた情報発信
  
2007.12.20 太極拳と歩行・姿勢制御
2007.12.11 発見学習の概念に基づく運動学習-Mark Williams氏との交流から
2007.11.30 文献紹介3-知覚と認知を初めて勉強する人に薦める本
2007.10.11 文献紹介3-知覚と認知を初めて勉強する人に薦める本
2007.9.27
文献紹介2-失敗,ヒューマンエラーの心理学
2007.9.27 報告2-学会国際姿勢歩行学会(ISPGR)
2007.8.27 2008年1月セラピスト向けOU講座のご案内
20074.27 文献紹介1-認知科学,心理学の実験課題を学ぶための本
2007.3.27 日本開催の関連国際学会
2006.6.26 学会・研究会報告1-運動学習研究会
2006.6.20 セラピストとの出会い1-仙台発セラピストの卵たち


 
  本ページの趣旨


ここ最近,理学療法士や作業療法士など,いわゆるセラピストの方々と交流する機会が増えてきました.その背景の1つには,現在の私自身の研究テーマであるロコモーションの問題が,臨床の問題と直結するということがあります.しかしながら,それ以上に大きな要因は,近年のリハビリテーション領域において,運動イメージやアフォーダンスなど,研究領域で扱われている問題を臨床の現場に活かそうという気運が高まっていることにあります.その結果,若い方々を中心とした数多くのセラピストが,熱心に最先端の研究知見に耳を傾け,現場への効果的な応用方法を模索しています.

私自身,これまでセラピストを対象とした論文や教育講演のなかで,臨床場面において有益と思われる情報を提供するよう努力してきました.しかし,論文では執筆内容に一定の制限があることや,執筆から刊行まで長時間を要するといった問題がありました.また講演の場合,多様な資料やデモンストレーションを用いた情報提供が可能であるものの,参加者以外の利益にはならないというデメリットがありました.

このWebページは,主に2つの目的を持って開設しました.
  • セラピストにとって役に立つと思われる情報を即時的に発信する
  • 私自身が出会った素晴らしいセラピストの方々を紹介する

興味深い論文や新しい理論の紹介,学会や研究会における情報収集を中心に,様々な話題を取り扱う予定です.