【アーカイブ:2014年】 セラピストへ向けた情報発信

2014 12 22 今年もお世話になりました
2014 12 16 講演:早稲田大学スポーツサイエンス研究会
2014 12 8 【業績報告】行為能力の知覚:能力が制限されることへの適応
(Wagman et al. 2014)
2014 12 2 物体のアフォーダンスを知覚する脳:左半球の優位性
(Proverbio et al. 2013)
2014 11 25 日本臨床スポーツ医学会シンポジウム「視覚と運動」
2014 11 17 講演:DMM研修会プロフェッショナル講習会@浜松
2014 11 15 報告:研究室主催セミナー
『Cognitive/perceptual-motor control of human behavior』
2014 11 1 物体のアフォーダンスを知覚する脳:時間的側面(Proverbio et al. 2011)
2014 10 27 首都大学東京オープンユニバーシティ講座
「知覚と運動の再構築に基づくリハビリテーション」
2014 10 20 物体のアフォーダンスを知覚する脳部位?(Schubotz et al. 2014)
2014 10 13 11月12日:研究室主催セミナーのお知らせ
2014 10 6 脳卒中片麻痺患者における上肢動作の“シナジー”(Cheung et al. 2012)
2014 9 29 脳卒中片麻痺患者における立位姿勢時の健側荷重と主観的な垂直軸感覚との関係(Barra et al. 2009)
2014 9 22 日本バーチャルリアリティ学会@名古屋
2014 9 16 科研費プロジェクト「身体に根ざした認知の生涯発達と神経可塑性」
2014 9 8 ナルシストは模倣しない?(Obhi et al. 2014)
2014 9 1 ニホンザルの二足歩行分析とシミュレーションから探る
直立二足歩行の起源と進化(荻原 2014)
2014 8 25 第6回スポーツ視覚研究会
2014 8 21 第7回アジア南太平洋国際スポーツ心理学会(ASPASP)
2014 8 12 時間学セミナー in 慶応
「スポーツの認知神経科学-身体運動,知覚,そして時間」
2014 8 5 講演報告:理学療法士講習会@徳島
2014 7 28 首都大学東京オープンユニバーシティ講座 「痛みの理解と運動支援」
2014 7 22 学会報告:第22回日本運動生理学会
2014 7 14 前腕に対する痛み刺激が正中線知覚に及ぼす影響 
(Bouffard et al. 2013)
2014 7 8 脳卒中片麻痺患者の身体感覚:関連脳部位の検討
(Rousseaux et al. 2013)
2014 6 30 講演報告:TAF勉強会
2014 6 23 脳性まひ者におけるボールへの到達運動と視線行動の関係
(van Kampen et al. 2012)
2014 6 16 講演報告@コスモリハビリテーションサービス
2014 6 9 眼の動かし方の訓練で身体運動は向上するか?(Vine et al. 2014)
-その2-
2014 6 2 眼の動かし方の訓練で身体運動は向上するか?(Vine et al. 2014)
-その1-
2014 5 26 レントゲン写真から骨折を見抜くスキルと視線行動(Wood et al. 2013)
2014 5 19 立位姿勢制御と認知・感情情報処理:Stiffnessとの関係から
(Stins et al. 2011)
2014 5 12 修了生:川崎翼氏の結婚式
2014 5 7 学習の特殊性:バスケットのフリースロー練習時の視環境
(Moradi et al. 2014)
2014 4 28 高齢者における歩行中の前額面方向のバランス:Deshpande et al. 2014
2014 4 21 講演報告:長崎県,愛野記念病院
2014 4 14 視覚なしでの隙間通過歩行:反響定位装置の有効性(Kolarik et al. 2014)
2014 4 7 動作関連用語の身体性情報処理:動作に関連する筋活動が生じるか?(Stins et al. 2013)
2014 4 2 講演@Senstyle,「運動支援の心理学」 in 熊本
2014 3 24 6名の修了
2014 3 17 講演報告:沖縄リハビリテーションセンター病院,他
2014 3 13 多数の障害物を回避するために何歩先の視覚情報を利用しているか
(Mathis et al 2014)
2014 3 3 有名人の使ったパターを使えばゴルフ・パッティングが上手くなる?:
喜び伝染効果(Lee et al. 2011)
2014 2 24 歩行中の移動距離知覚:四肢の役割(Harrison et al. 2013)
2014 2 10 市橋則明氏(編)「運動療法学」(第2版)
2014 2 3 講演報告:第68回理学療法科学学会
2014 1 27 講演報告:日本ボバース研究会北海道ブロック第11回症例発表会
2014 1 20 先を見越した上肢動作の運動計画:発達的変化
(Jongbloed-Pereboom et al. 2013)
2014 1 14 【業績報告】足刺激のメンタルローテーションは直後に行う立位姿勢制御の動揺量を減少させる(Kawasaki & Higuchi, 2013)
2014 1 6 【業績報告】隙間通過経験は“即時的に”隙間通過可否判断の
正確性を改善するか?(Yasuda et al. in press)

 
  本ページの趣旨


ここ最近,理学療法士や作業療法士など,いわゆるセラピストの方々と交流する機会が増えてきました.その背景の1つには,現在の私自身の研究テーマであるロコモーションの問題が,臨床の問題と直結するということがあります.しかしながら,それ以上に大きな要因は,近年のリハビリテーション領域において,運動イメージやアフォーダンスなど,研究領域で扱われている問題を臨床の現場に活かそうという気運が高まっていることにあります.その結果,若い方々を中心とした数多くのセラピストが,熱心に最先端の研究知見に耳を傾け,現場への効果的な応用方法を模索しています.

私自身,これまでセラピストを対象とした論文や教育講演のなかで,臨床場面において有益と思われる情報を提供するよう努力してきました.しかし,論文では執筆内容に一定の制限があることや,執筆から刊行まで長時間を要するといった問題がありました.また講演の場合,多様な資料やデモンストレーションを用いた情報提供が可能であるものの,参加者以外の利益にはならないというデメリットがありました.

このWebページは,主に2つの目的を持って開設しました.
  • セラピストにとって役に立つと思われる情報を即時的に発信する
  • 私自身が出会った素晴らしいセラピストの方々を紹介する

興味深い論文や新しい理論の紹介,学会や研究会における情報収集を中心に,様々な話題を取り扱う予定です.