首都大学東京 理工学研究科・都市環境科学研究科・システムデザイン研究科 海外インターンシップ体験

参加者の声

参加学生 理工学研究科物理学専攻M1 吉田 賢典(平成25年度参加)

当初、ろくに下調べもせずに「なんとなく面白そうだから」で応募しました。その時点では正直に言うと企業にプレゼンするということをかなり舐めていました。事前の準備が始まってすぐに調べなくてはいけないことがたくさんあることに気がつきました。新しい製品のアイディアをプレゼンしなければならなかったのですが、漫然と考えていてもアイディアは出ず、まずはとんでもない量の情報を収集する必要がありました。「調べる」ということは常日頃から専門分野の勉強でやっているつもりでいましたが、「新しいアイディアを生み出そう」、「価値を生み出そう」という観点から物事を調べた経験はそれほどありませんでした。しかし、考えてみればそれら2つの観点は研究の上でも非常に重要なことなのではないだろうかと思います。今後の自分のために重要な考え方をこのプログラムで得ることができたと感じております。

参加学生 システムデザイン研究科インダストリアルアート学域M1 卯田駿介(平成25年度参加)

参加した動機

  • 訪問先の企業名や大学名に惹かれたため.

良かった事

  • 自分の研究や制作物に対して,世界を舞台に活躍するビジネスマンからフィードバックをもらえた事.
  • 一緒に参加した人たちが皆優しくて良い人たちだった事.

大変だった事

各企業から課されたビジネスアイデアの課題です.4人1グループで各企業から課された内容に沿ったビジネスプランを練り,企業訪問当日,企業の方の前でプレゼンするという内容でした.インターン期間中は連日,夜遅くまでグループメンバーとディスカッションし,プレゼンの準備をしましたが,正直とても辛かったです.ただ,このグループワークを通じて,答えのない課題にグループで取り組む難しさを学べた事は良かったと思います.

今後参加する方へのメッセージ

本プログラムは学生だからこそ体験できるプログラムだと思います.特にモノ作りをしている方にとっては,世界を舞台に活躍しているビジネスマンや研究者からフィードバックをもらえる貴重な機会だと思います.ぜひ参加してみて下さい.

参加学生 都市環境科学研究科分子応用化学域M2 江口大地(平成24年度参加、25年度先輩として参加)

『世界の最先端を体感できる一週間』

 この海外インターンシッププログラムでは、シリコンバレーの企業や大学を訪問しディスカッションを通して、世界の最先端を体感することができます。私がこのプログラムで最も印象的だったのは、スタンフォード大学でのディスカッションです。これは自分でアポイントメールを送り、日程を調整し、ディスカッションをしに行くという流れです。このディスカッションを通して研究に対する貪欲さや熱意が段違いであることを体感し、研究に向き合う姿勢が変わりました。「もっと研究がしたい」という気持ちが湧き上がり、博士後期課程進学を決めました。  また、私がスタンフォード大学でディスカッションできたのは決して英語が流暢に話せたからではありません。ディスカッションの中身である科学がしっかりとしていたからだと考えています。英語はコミュニケーションをとるツールであり、世界共用語は科学であることを実感できました。 世界最先端を触れる貴重なチャンスです。是非参加して感化されてみて下さい!!

付添教員 理工学研究科准教授 松田 達磨(平成25年度同行)

このプログラムは、日程的に「たった1週間程度で」と思われるかもしれないが、実は事前の研修や、訪問先へのアポイントメント、参加者同士及び引率スタッフとのコミュニケーション等、インターンシップ実施中に必要不可欠な要素について周到に準備が行われている。その上で、学生には訪問先のスタッフとの議論、現在学んでいることや研究に対する理解度、語学力も含めたプレゼンテーション能力について、容赦なく試されるプログラムが組まれており、訪問先も多彩で極めてハードな内容であった。このプログラムを通して少なくとも学生にとっては、海外の企業や大学情報の獲得のみならず、就労に関する考え方や将来設計、自己を客観視する良い機会となっているようである。それらは全ての学生の発言や行動力の変化から容易に見て取れ、付添教員としてとても驚かされた。また、大学側のスタッフとして、昨今の就職事情や人材育成といった点を再考する良い機会となった。本インターンシップ体験は、なによりも引率スタッフの熱意、人脈、これまでの実績を基にしたノウハウの蓄積に依るところが大きく、他にはない独自のプログラムであるという印象を強く受けた。

付添事務員 理工学系教務係 鈴木 雄三(平成24年度同行)

事務職員として平成24年度海外インターンシップ入門に同行させていただきました。私の参加した年度はEvernote、Fuji Xerox、Fujitsu Americaといった多種多様な企業に加え、さらにはスタンフォード大学やカリフォルニア大学といった一流大学まで訪問しました。渡米当初は各訪問先での最先端の研究・ものづくり・ビジネスの紹介に圧倒されていた首都大生が、プログラムが進むにつれて積極的に質問し、自分の研究を紹介するようになっていく姿を、事務職員としてとても誇らしく感じた事を覚えています。言葉の壁を越えた異文化・異分野交流を通じて、参加学生は貴重な知識と経験を得る事が出来たのではないかと思います。また、そんな彼らの様子を間近で見守り、彼らの悩みに直接耳を傾けることが出来たことは、事務職員の私にとってもまた大きな収穫となりました。

他大学の教員 同志社大学理工学部教授・教務主任 稲岡恭二 (平成25年度同伴)

この研修では、自分が伝えたいことを自身の研究内容を支えにして相手にぶつけ、その跳ね返りを心の中に刻む。その体験を、短期間ながら8ヵ所の発表と議論で実感できる。成功・失敗体験による心の浮き沈みが野球の試合のように存在し、それを通して気づきと成長が促される。 研修では、学生諸君のアイデア、発表のスライドが、企業訪問を重ねるたびに研ぎ澄まされ、若さとセンスの良さを感じた。それらの内容が核となり、企業の研究者・技術者と議論が始まり、新たな視点が生まれていた。終盤では、学生諸君はまるでカリフォルニアの太陽のように自信を持って笑顔で発表を行い、意識改革は達成され、自らの成果を感じ、帰国できていると思えた。 研修を企画する立場からすると、学生諸君にどう吹っ切る感覚を持たせるかが重要で、本研修はそのための多くの仕掛けが計画され、その上で参加者個々の状況を把握し、改善・実施される点が特徴的である。加えて、体験した事柄を全員でシェアする仕組みが効果的であり、安心感・一体感と同時に個々の不足点が浮き彫りになり、それを冷静に理解できる。わずか一週間の間に吹っ切れる体験や、落ち込み、高い達成感を得ることができ、とても貴重である。次年度、首都大学東京のお許しをいただくことがもしできれば、本学の学生にもぜひ参加させてみたい。

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