UR都市機構 ひばりが丘団地ストック再生実証実験 見学会 2009年3月11日
4階の大部分を撤去(減築)した状態
スラブを一部撤去して、RC梁を新設する---梁主筋、スターラップの配筋が為された状態
床スラブの下面および耐震壁の側面に配筋した状態---これからコンクリートを吹き付けて施工する
既存梁を撤去して、新しい幅広のRC梁を設置した状態
感想: 実験らしく随所に意欲的な試みが見られました。ただ施工作業は大変そうだし、仕上げを剥がしてスケルトンになったRC躯体を見ると、もとの施工がかなり雑だったり、増設部材の鉄筋の定着が大丈夫かな、というところがあったりして、既存集合住宅の大規模改修は楽ではなさそうだな、という印象を持ちました。実情の一端を知ることができたという意味でも、この見学は有意義なものだと感じました。

 見学を企画して下さったUR都市機構の皆様、忙しいなか説明して下さった現場の方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。


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