『PHASES』(ファーズ)


『PHASES』(ファーズ)は首都大学東京大学院 人文科学研究科 表象文化論分野で出している雑誌です。


【図書館】
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●『PHASES』no. 5(2014.11)

『PHASES』(ファーズ)第5号(2014年11月)[総ページ数:136] 【正誤表

〈目次〉

昼間賢 音響音楽論

高本教之 歌舞伎の「歌」と「音」──外からみる歌舞伎

古永真一 精神分析と現代思想(一)──ライヒからドゥルーズ=ガタリへ

遠山純生 演技とカメラと真実──『ぼくと兄』(ロバート・フランク、68)をめぐって

赤塚若樹 グロテスク・リアリズムの感性──黒坂圭太の映画『緑子/MIDORI-KO』をめぐって

木下千花 プリント探偵学入門──映画学徒が唯物化するとき

関口智子 『支那の夜』研究──封切版(1940)とその後の変遷

福田浩之 ロラン・バルトが読んだ俳句──『記号の国』から『小説の準備』へ

岡崎一 歌詞と異文化──日本近代流行歌小論

寄稿者一覧

(表紙のシルエットはチューバ奏者の高岡大祐さんです。
 写真は音楽ジャーナリスト、横井一江さんの作品です。)


☆『PHASES』第5号の残部を送料実費でおわけします(対応できるのは1部ずつになります)。
 ご希望の方は「『ファーズ』編集担当者」までお問い合わせください(reprewww●tmu.ac.jp[●を@にかえてください])。 (2014.10.29 現在)




●『PHASES』no. 4(2013.11)

『PHASES』(ファーズ)第4号(2013年11月)[総ページ数:132]

〈目次〉

ザカリヤー・ターミル/翻訳・解説 柳谷あゆみ 『酸っぱいブドウ』抄

遠山純生 一九六〇年代のブライアン・デ・パルマ映画
亀澤美由紀 ロマン・ポランスキー『テス』
赤塚若樹 映画『MISHIMA』における石岡瑛子の美術デザインをめぐって──様式化と約束事 

高岸冬詩 ブリタニアの愁い──プログレ名曲試論「月影の騎士」
福田貴成 リアルの変容、イリュージョンの転倒──続・両耳聴メディアの系譜学のためのいくつかの素描
昼間賢 ローカル・ミュージック講義(ヨーロッパ編)

高本教之 ユートピアとしての劇場?──新歌舞伎座について
岡崎一 蔵書歓談(2)──百田宗治自筆「履歴書」

寄稿者一覧


☆『PHASES』第4号の残部を送料実費でおわけします(対応できるのは1部ずつになります)。
 ご希望の方は「『ファーズ』編集担当者」までお問い合わせください(reprewww●tmu.ac.jp[●を@にかえてください])。 (2014.09.27 現在)




●『PHASES』no. 3(2012.12)

『PHASES』(ファーズ)第3号(2012年12月)[総ページ数:110]

〈目次〉

ナイジェル・ハリス(Nigel Harris) Two works inspired by the novels of Alain Robbe-Grillet : La Jalousie, Un Roman Sentimental.
亀澤美由紀 シドニー・ルメット「怒りの刑事」(1972)──あなたのこの話
岡崎一 蔵書歓談(1)──勝海舟旧蔵書『土佐子壽筵兼 直亭掛額會 柳風狂句合』

〈音楽とその周辺〉
昼間賢 ジャズとブルースの交差点──アンドレ・シェフネルからロバート・ジョンソンへ
高岸冬詩 水面に浮かぶ言葉──プログレアルバム試論『ポセイドンの航跡』
鎌田英嗣 ホーメイの故郷を訪れて──南シベリア、ロシア連邦トゥバ共和国の旅
福田貴成 「聴覚的ファントム」たち──両耳聴メディアの系譜学のためのいくつかの素描

米田尚輝 軸測投影の来歴と1920年代フランスの前衛──オーギュスト・ショワジー、ル・コルビュジエ、テオ・ファン・ドゥースブルフ
三宅昭良 Parva Tabella──ボッティチェッリの《誹謗》について
赤塚若樹 アメリカのオスカー・フィッシンガー──20世紀半ばの抽象映画とその創り手の状況
山下寿水 「学芸員」はどこにいるのか
尾城友視 図書館で働くということ──司書あるいは図書館職員の仕事
高本教之 三代目から四代目へ──「市川猿之助」覚書

寄稿者一覧


☆『PHASES』第3号の残部を送料実費でおわけします(対応できるのは1部ずつになります)。
 ご希望の方は「『ファーズ』編集担当者」までお問い合わせください(reprewww●tmu.ac.jp[●を@にかえてください])。 (2014.09.27 現在)




●『PHASES』no. 2(2011.12)

『PHASES』(ファーズ)第2号(2011年12月)[総ページ数:160]

〈目次〉

〈60〜70年代〉
亀澤美由紀 アリスが地下に落ちる、金本位制が崩れる──1973年のふたつの出来事
高岸冬詩 連鎖する恐怖──プログレアルバム試論『クリムゾン・キングの宮殿』
須田慎吾 鍵盤楽器革命とロック・ミュージック──メロトロンとシンセサイザー
古永真一 『ハラキリ』とパロディの破壊性──フランスの伝説的な有害雑誌
高本教之 市川猿之助の1968──『四の切』のケレン演出をめぐる劇評

〈ジャズ〉
佐藤允彦×横井一江 [対談]ヨーロッパを旅して、日欧ジャズ事情いろいろ
原田正夫 喫茶店という空間で響きあうもの
岡島豊樹 フォーク・ジャズ物語──ブルガリア、ルーマニア、モルドヴァ経由オデッサ行き

福間健二 友人に語るように──授業ノート 2011年度前期
澁野義一 「お約束」の彼方へ──今敏作品に見る挑戦の軌跡
岡崎一 明治の黒猫(1)──北原白秋の場合
渡邊世紀 ヒトガタの迷宮──人形遣い・岡本芳一と映画『VEIN-静脈-』

中村景子 少女の死

小特集〈ハリー・スミス〉
工藤遥 ハリー・スミス、音楽との関わり──もうひとつのアメリカ実験音楽
坂元小夜 アレン・ギンズバーグとハリー・スミス──アルケミストの長い詩
赤塚若樹 ハリー・スミスの初期映像作品の背景について──あるいは実験映画のサンフランシスコ・ルネサンス
赤塚若樹編 ハリー・スミス フィルモグラフィ
工藤遥・坂元小夜編 ハリー・スミス 年譜(1923〜1991)

寄稿者一覧





●『PHASES』no. 1(2011.01)

→『PHASES』第1号の〈正誤表〉 (随時更新)

『PHASES』(ファーズ)第1号(2011年1月)[総ページ数:140]

〈目次〉

園田みどり 往(い)にし方(え)の記憶──ポニョってだあれ?
村松桂×杉本徹 danza margine
亀澤美由紀 ヒトガタの逍遥する国ジャパン──Imaginary Girl展

小特集〈ジャズ〉
横井一江 旅の空の下、高瀬アキ・プレイズ・ファッツ・ウォーラーと
岡島豊樹 イジー・スチヴィーン・インタヴュー──チェコのジャズ錬金術師の旅
鎌田英嗣 シチュエーション・ミュージック
古永真一 沈黙の音楽表現──フランスのジャズマンガ
赤塚若樹 ベティ・ミーツ・ジャズ──フライシャーのジャズ・カートゥーンについて
おおみねさわ No. 1

福間健二 夏にむかって──映画日記 2010年5月2日〜7月2日
高野一良 スペクタクル・サッカー
中村やす らくがきバンザイ
三宅昭良 記憶の映画1──《博士の愛した数式》
井上仁行 アリモノ造形美術のススメ
福本義憲 瓦礫の国からの帰還──A・クービンの幻想小説『裏面』おける夢・空間・眩暈
福代往弘 子供を破壊する「大人の秘密」──ウェス・クレイヴン論
青柳龍太 いつ、物心がついた?
高本教之 「四谷怪談」覚書──その上演形態と映画版をめぐって
岡崎一  明治歌謡と語一新(1)──新外来語(主として英語)の展開過程

寄稿者一覧





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