活動報告

大学説明会・オープンキャンパス

担当教員:中村成志(電気電子)  
  高橋 文(生命)    
稲垣昭子(分子物質化学)
高津飛鳥(数理)    
江副裕一郎(物理)   
吉田 真(機械)    

概要

日時:2017年7月16日(日)11:15〜16:30
場所:首都大学東京南大沢キャンパス12号館106室
GPアシスタント:数理 / 数理情報・博士前期2年3名、博士前期1年4名、学部4年1名
         物理学・博士前期1年4名
         分子物質化学 / 化学・博士後期2年1名、博士前期1年1名、学部4年3名、学部2年3名
         生命科学・博士前期2年1名、博士前期1年6名、学部4年2名
         電気電子工学・博士前期2年1名、博士前期1年1名
         機械工学・博士前期2年1名、博士前期1年2名、学部4年2名
参加者数:129名(内訳:高校生77名、保護者52名)

会場の様子

会場の様子

高校生の来場者は11:15から12:00は25(12)名(括弧内は保護者数)、12:00から13:00は17(20)名、13:00から14:00は12(8)名、14:00から15:00は13(8)名、15:00から16:00は10(4)名で、昨年度の来場者総数(141名)よりもやや少なかったです(129名)。なかでも14時以降の来場者が例年より少なかったように感じられました。
 今回も去年に引き続き6つのブース(数理、物理、化学、生命、電気電子、機械)を設置して、大学院生または学部生が対応しました。教室の前後のホワイトボードには、“理系の大学生活”と称して「実際の大学生・大学院生の1週間の生活スケジュール」や、「自分が高校生だったときに、現在所属しているコース・専攻を志望したきっかけや理由」、「入学前に思っていたこと」などを展示しました(右写真)。各コースの机には、学生に持参してもらった参考書やノートなどを展示しました。
 高校2年生、3年生の来場者数はほぼ同数で、来場者の中で最も多かったです。高校2年生以下の来場者には、進路(分野)が決まっていない学生や、とりあえず理系の話を聞きたいという学生がいました。進路選択にあたって、どの高校生も多少は漠然とした不安や迷いがあると思われますが、個別相談を受けて「安心した」、「励みに思った」といった感想がかなり聞かれ、理系女子大学生と実際にいろいろ話すことが生徒たちの不安の解消に繋がっていることが感じられました。相談の内容は、勉強の仕方、研究の内容、キャンパス生活、研究室生活についてなど多岐に渡ったようです。

感想と意見

文系、理系問わず、特に高校2,3年生は進路に迷う生徒も多いでしょう。その上、少数派である理系を選択することに対して、不安に思う女子生徒も多いと思われます。実際にその選択をしてきた学生と話すことは、具体的な学生生活をイメージできてとても有意義であり、不安に思う高校生の背中を押す役割を果たしていることが感じられました。また、GPアシスタントの学生が非常に親切かつ丁寧に対応している点が印象的でした。おそらく自分の体験を基に、判断に迷う学生の気持ちがよくわかるからではないかと感じています。
 来場した保護者は多かったのですが、大学説明会のコース説明会への保護者の参加も多く、最近の傾向と一致していました。女子生徒の場合、理系進学に関して、より危惧しているのか、保護者が生徒を連れてくるようなケースも見受けられました。
 今年度は都市環境学部と共同で開催されました。そのため、都市環境学部の会場を目指していた来場者が本会場 (12号館-106室) に間違えて来た場合には、都市環境学部の会場 (12号館-105室)へ案内できた点はよかったのですが、理工学部と都市環境学部で開催時間が異なっていたため、案内できない場合もありました。また、次年度の再編に伴い、機械、電気電子をシステムデザイン学部の一部としてパンフレットに記載したため、インダストリアルアートの個別相談に関する問い合わせが7~8件程度ありました。

アンケート集計結果

回答者内訳(回答者数74名)
回答者割合
Q1: どのコースの相談会に参加しましたか?

無回答が1件

相談したコースの割合
Q2: 今回の企画は進路を考えるための参考になりましたか?
参考になったのか割合
Q3: 数学や理系進学に関する相談ができましたか?
相談の割合
Q4: 本日の内容は期待通りでしたか?

期待以上の記入が1件

期待の割合
メッセージをどうぞ

*( )内は相談したコースと学年

  • 数学が好きなのでとりあえず先生になろうと思い進路を決めた。数理科学コースの存在を知り、同じような職業に就きたい人がたくさんいると知って励みに思えた。勉強がんばりたい(数理・高2)
  • 質問したいことがすべて聞けてよかった。とても安心した(数理・高2)
  • とても丁寧に答えてくれた。英語の大切さや、充実した大学生活の様子がわかって安心した(化学、物理・高1)
  • 進路を決めるうえでとても参考になった(化学・高3)
  • それぞれの研究室について掘り下げて内容を理解することができた(化学・高3)
  • 聞きにくいことにもとてもわかりやすく答えてくれて、すごくよかった。勉強頑張ろうと思う(物理・高1)
  • いろんな話が聞けて良かった(物理・高3)
  • 学生さんの話を聞ける場があることは良いと思った。次は子供を連れて参加したい(生命・保護者)
  • 生物か国際関係か迷っていたが、生物系の良さや知らなかったことも知ることができ、参加してよかった(生命・高2)
  • インダストリアルアートの人の話も少し聞けてよかった(機械・高2)
  • いろいろきけてめっちゃよかったです(機械・高3)

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