「高校教員のためのリカレント化学講座」は今年度で第11回を迎えます。今年度は11月14日(土)に首都大学東京・南大沢キャンパスにて開催し、「放射線の基礎知識」というテーマで、久冨木 志郎(本学化学コース・准教授)、秋山 和彦(同・助教)の2名による講演、施設見学、および実習を予定しております。昨今の放射性同位元素の取扱については様々な数値が新聞報道等で報告されていますが、安全かそうでないかについては判断しにくいところがあります。最近では学習指導要領も改訂され放射性同位元素に関する説明が含まれるようになりました。今回講演等を担当させていただく久冨木、秋山の二名はこれまでに首都大学東京南大沢キャンパスの放射線取扱主任者および、副放射線取扱主任者として放射線同位元素および放射線発生装置の管理に携わってまいりました。今回のリカレント化学講座では放射性同位元素はなぜ危険なのか、また安全に取り扱うにはどのようにすればよいのか分かりやすく解説する予定です。研修としてご参加されるに当たって、何らかの書類を必要とされる場合は発行いたします。皆様の多数のご参加をお待ちしております。
プログラム
2015年11月14日(土) 首都大学東京・南大沢キャンパス 12号館101号室
10:00-10:15
『はじめに』 久冨木 志郎(首都大学東京・化学コース)
10:15-12:00
『放射線の基礎知識』 久冨木 志郎 ( 同 上 )
12:00-13:00
昼食・休憩
13:00-14:00
『首都大学東京RI研究施設の見学』 久冨木 志郎・秋山 和彦(首都大学東京・化学コース)
14:00-15:00
『放射能測定に関する実習』 久冨木 志郎・秋山 和彦(首都大学東京・化学コース)
15:00-16:00
質疑応答・歓談
<参加費> 無料
<必要物品> 筆記用具
東京都八王子市南大沢1−1
首都大学東京 南大沢キャンパス 12号館 101号室