2016年度 独文合宿

2016年9月20日掲載

8月22日より奥多摩にて、1泊2日で独文合宿が行われました。
台風9号に見舞われて一時は実施さえも危ぶまれましたが、予定より数時間の遅れで何とか集合。奇跡の開催となりました!

広間にて。二重の虹がお出迎えです。

まずは今回の合宿のメイン行事、卒業論文発表会が行われました。中間報告を4年生2名が行い、テーマ設定や論の進め方等について先生方からの細やかなアドバイスがありました。学生からも意見が出て、発表者らは新たな気づきが得られたようです。

発表前は緊張の面持ちでも、発表が終われば解放感から笑みがこぼれた発表者たち。逆に発表会が終わって焦りを覚えたのは、聞いていた私です。論文の骨子が出来上がり進捗順調な発表からは刺激を受け、また先生方の的確で鋭いご指摘からは学術論文を書くことの難しさも思い知らされました。身が引き締まる思いでした。

夜の懇親会も合宿の楽しみの一つ。遅くまで歓談をして親睦を深め、とても楽しい時間を過ごしました。他愛もない会話、真面目な話、そして普段は聞けないような話が飛び出すのも合宿ならではです。二日目はレクリエーションで鍾乳洞を散策。ちょっとした探検気分を味わいました。


洞内の様子。予想していたよりずっと壮大です。しかし前日の大雨の影響で終始水が滴り落ちてきて皆びしょ濡れに。やはり自然は厳しかった…!

合宿中、行動や食事を共にすることで参加者同士の交流が自然と深まりました。勉強する時間もリラックスする時間も、教員と学生との距離がどこよりも近いのが独文教室の魅力だと思っています。今回の合宿を通してそのことをさらに強く感じました。


充実した合宿を終え、卒業論文執筆に励もうと気持ちを新たにしています。


(学部4年 M・H)

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