量子凝縮系理論研究室

東京都立大学 理学研究科 物理学専攻 量子凝縮系理論研究室にようこそ

私達の身のまわりの物質は多数の原子核と電子からできています。しかし粒子同士が影響しあうために個々の粒子からは予想のつかない多様な性質を示します。このことを統計熱力学、量子力学、場の量子論を基礎に理解し、体系化し、さらに新しい物性を予言することが、量子凝縮系理論研究の役割です。 量子凝縮系理論グループの研究対象には、たとえば次のようなものがあげられます。
 臨界現象
 多体粒子系
 低次元量子系
 統計力学的視点による境界領域(最適化問題、ニューラルネット)
 数値解析技法の開発
 トラップされた冷却原子
 量子細線
 ボーズアインシュタイン凝縮
 超伝導
 etc.
このように、量子凝縮系理論グループでは、幅広い現象を対象として研究を進めており、大学院生も最先端の研究に触れることができます。

最新ニュース

朝日カルチャーセンター新宿校において森による講座「2つの粒子で世界がわかる」が5月2日に開講されます。(2020.3.25) 
椎名、岡部による研究と森によるコメントが日本経済新聞(3月23日朝刊)に掲載されました。(2020.3.23)
研究成果 「機械学習によるスピン系の相転移の研究」のプレスリリースが行われました。(2020.2.14)
論文Shiina, Mori, Okabe, and Lee, "Machine-Learning Studies on Spin Models," Scientific Reports 10, 2177 (2020)が出版されました。(2020.2.7)
NHK文化センター町田校において森による講座「量子力学の世界」が1月25日に開講されました。(2020.1.25)