飽和流率に与える車線幅員や大型車混入率，路上駐車，左折交通と歩行者などさまざまな影響要因の定量化

• 論文：信号交差点における車頭時間を用いた大型車の乗用車換算係数の推定方法 (鹿田ほか,土木計画学研究・論文集, Vol.17, pp.927-932, 2000)
• 論文：横断歩行者等を考慮した最外側車線の流出流率モデルと流入部の交通容量解析(河合ほか, 土木学会論文集, No.779/IV-66, pp.69-82, 2005)

信号切替り時には交通を効率的に捌けない時間(損失時間)が生じ，これは利用者の遅れの原因ともなるため，信号制御による損失時間の実態を解析

• 論文： 右折現示クリアランス時における右折車の走行実態と損失時間 (浅野ほか,土木学会年次学術講演会概要集, No.55-4, 2000)
• 論文： 右折信号現示切替時の損失時間分析 (鹿田ほか,交通工学研究発表会論文報告集, Vol.23, pp.57-60, 2003)
  

サグやトンネル入口などが，交通容量上の単路部ボトルネックとなるが，そ の交通容量変動特性解析，付加車線設置効果など渋滞対策の検討

• 論文： ボトルネック上流における車線利用率の矯正効果と付加車線設置形態 (大口ほか，交通工学, Vol.36, No.1, pp.59-69, 2001)
• 論文： 高速道路単路部をボトルネックとする渋滞発生特性に関する実証的研究 (大口ほか，高速道路と自動車, Vol.44, No.12, pp.27-34, 2001)
  

高速道路において，交通量，大型車混入率，道路線形，降雨など環境条件 などが車線利用率と平均速度に与える影響を実証分析しモデル化

• Influence of rainfall and heavy vehicles on speed-flow relationship for multilane expressways in Japan. (Hong and Oguchi, TRB2007 86th Annual Meeting, Washington, Compendium of papers, 2007)
• Lane Use and Speed-Flow Relationship on Basic Segments of Multilane Motorways in Japan. (Hong and Oguchi, TRB2008 87th Annual Meeting, Washington, Compendium of papers, 2008)

交通サービスを提供することを第一義とする道路の計画〜運用までの一体的なあり方に関する新たな考え方の整理と提示

• 論文：道路幾何構造設計基準と設計思想の分類試論 (大口, 土木計画学研究・講演集, No.29, 2004)
• 論文：ボトルネックベースで考える道路ネットワーク計画設計試論(大口ほか, 土木計画学研究・講演集, No.31, 2005)
• 交通需要の時空間変動を考慮した新たな道路ネットワーク計画設計試論(大口ほか, 土木計画学研究・講演集, No.33, 2006)